日本列島の上空1500m付近に＋12℃以上に暖かな空気が流れ込み、晴れた所を中心に気温が上がっています。15時までに全国で最も気温が上がったのは岐阜県飛騨市・神岡で30.5℃と真夏日。そのほか兵庫県豊岡市で29.7℃、山梨県甲州市・勝沼で29.6℃を観測しました。

名古屋市は27.9℃まで上がって4日連続の夏日。4月に4日続けて夏日になるのは2018年以来4年ぶりです。また、東京都心でも2日ぶりに25℃を上回りました。

一方で、昨日は真夏日となった岩手県の三陸沿岸は海風が入った影響で気温が上がらず、宮古市の最高気温は19.3℃止まりです。

明日13日(水)は前線が東北を南下し、前線の北側に入る北日本は気温が上がらず、今日よりも下がる所がほとんどです。札幌市の最高気温は今日に比べて11℃も低い10℃、仙台市も3℃低い予想となっています。

関東以西は引き続き暖かな空気に覆われるため初夏の陽気が続き、関東から東海、近畿などは25℃を超える所が多い見込みです。名古屋市で夏日になれば5日連続で、4月としては最長の記録に並びます。

なお、明後日14日(木)はさらに前線が南下して、西日本、東日本の気温も下がり、初夏の陽気は落ち着く予想です。
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