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今日は東北で全国初の真夏日 名古屋は3日連続の夏日観測

2022/04/11 15:27 ウェザーニュース

今日11日(月)は東北や東日本で気温が上がりました。特に東北太平洋側はフェーン現象が加わり、30℃を超える真夏日になった所もあります。

東北では過去最も早い真夏日

東北や東日本は高気圧に覆われて日差しが届きました。上空に暖かな空気が流れ込んでいたため各地で気温が上がっています。

特に東北の太平洋側は西寄りの風が山越えとなってフェーン現象が発生したことで気温が上昇。岩手県宮古市で31.0℃、釜石市で30.3℃を観測するなど6地点で30℃以上の真夏日になりました。今年に入ってからは全国初の真夏日で、東北地方の初真夏日としては、1955年に福島市で記録した4月12日を更新する観測史上最も早い記録です。

関東や東海でも昨日ほどではありませんが気温は高く、15時までの最高気温は東京都心で24.7℃、名古屋市は25.8℃と3日連続の夏日になりました。

明日は西日本、東日本で夏日に

12日(火)の天気と気温
明日12日(火)は西日本、東日本を中心に暖かな空気が流れ込みやすくなるため、気温の上がる所が多い見込みです。名古屋市の最高気温は26℃と夏日が続く予想になっています。大阪市や広島市も25℃まで上がり、東京都心も今日とほぼ同じ24℃の予想です。

東北は今日に比べると上空の気温が低く、フェーン現象も起きにくくなります。今日のような暑さにはならず、最高気温は宮古市が今日より8℃も低い23℃、仙台市は4℃低い21℃の見込みです。
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