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台風1号(マラカス) 発達しながら北上中、週後半には日本の南へ 

2022/04/10 08:37 ウェザーニュース

4月10日(日)6時現在、台風1号(マラカス)はマリアナ諸島にあって、北西に進んでいます。

週明けにかけて北上を続け、今週後半には東寄りに向きを変えて日本の南海上に向かう可能性があります。今後の動向に注意が必要です。

▼台風1号 4月10日(日)6時現在
 中心位置   マリアナ諸島
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北西 35 km/h
 中心気圧   996 hPa
 最大風速   20 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 30 m/s
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日本に近づく可能性も 今後の動向に注意

台風1号は北西に進み、週中頃には進路を北東方向に変える可能性が高いとみられます。東京都の小笠原諸島や伊豆諸島などに影響を及ぼすことが想定されるため注意が必要です。
本州に台風が直撃する可能性は低いものの、今週後半以降の影響はまだ不確実性が高い状況です。間接的に前線の雨雲を発達させる可能性もあります。

発達の程度もまだ誤差がありますが、週明け以降は暴風域を伴いながら非常に強い勢力になるおそれがあります。今後の動向を注視するようにしてください。

4月の平年の発生数は0.6個 この時期の発生も珍しくない

平年の台風発生数
台風1号は、2022年になってから初めて発生した台風です。昨年12月に発生した台風22号以来、およそ4か月ぶりの台風となります。

例年の北西太平洋では、1〜3月に台風の発生が最も少ない時期を迎え、4月頃から徐々に発生が増えはじめます。

過去10年間の統計を見ると、4月末までに台風の発生数が0だった年は2回しかなく、この時期に台風が発生することは珍しいことではないと言えます。
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台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風1号の名前「マラカス (Malakas)」はフィリピンが提案した名称で、「強い」を意味する言葉からとられています。
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