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日本海側で高温 鳥取が最高気温の全国トップ10にランクイン

2022/04/09 11:36 ウェザーニュース

今日9日(土)は朝からたっぷりの日差しで気温がぐんぐん上がっています。山陰など日本海側ではフェーン現象も発生して特に気温が高く、すでに鳥取県・米子は夏日となりました。今日は今季初の夏日となるところが多くなるとみています。

沖縄とほぼ同じ気温に

11時現在の気温を見ると、特に日本海側で高温となっていることがわかります。また、この時間までの最高気温のランキングを見ると、全国トップ10は沖縄が大半を占める中、鳥取が3地点もランクインしました。

11時までの最高気温 全国トップ10
 1位 与那国島(沖縄)25.4℃
 1位 波照間(沖縄)25.4℃
 3位 伊原間(沖縄)25.2℃
 3位 所野(沖縄)25.2℃
 5位 北大東(沖縄)25.0℃
 5位 下地島(沖縄)25.0℃
 7位 青谷(鳥取)24.9℃ ★
 8位 鳥取(鳥取)24.8℃ ★
 9位 米子(鳥取)24.7℃ ★
 9位 仲筋(沖縄)24.7℃
 9位 西表島(沖縄)24.7℃

米子は11時17分に25.2℃を観測し、昼前に今シーズン初の夏日となっています。

日本海側はフェーン現象が発生

フェーン現象とは
日本海側には南寄りの風が流れ込んでおり、フェーン現象が発生しています。

フェーン現象とは、気流が山脈を越える際に湿度が低下して乾燥した高温の空気となり、山脈の反対側のふもとで乾燥した高温をもたらす現象のことです。

このあとも気温の上昇は続き、鳥取をはじめ富山や福井など、日本海側で今シーズン初の夏日となるところが多いとみています。昨日8日(金)や朝晩との気温差が大きいため、体調管理をしっかりと行いましょう。
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