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熱帯低気圧が発達 24時間以内に「台風2号」発生の可能性

2022/04/09 10:56 ウェザーニュース

4月9日(土)9時現在、フィリピンの東海上で熱帯低気圧が発達中です。気象庁はこの熱帯低気圧について、24時間以内に台風に発達する見込みとの情報を発表しました。

次に台風が発生すると「台風2号」と呼ばれます。

▼熱帯低気圧 4月9日(土)9時現在
 中心位置   フィリピンの東
 移動     ほとんど停滞
 中心気圧   1004 hPa
 最大風速   15 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 23 m/s
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フィリピン付近でしばらく停滞、動向を注視

この熱帯低気圧は、この先発達して台風になる可能性が高くなっています。熱帯低気圧はフィリピンの東でほとんど停滞しており、今後もしばらくはフィリピンの東の周辺に留まるものとみられます。今後の情報に注意してください。
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4月の平年の発生数は0.6個 この時期の発生も珍しくない

平年の台風発生数
2022年は4月9日(土)9時現在、台風1号が発生しています。例年の北西太平洋では、1〜3月に台風の発生が最も少ない時期を迎え、4月頃から徐々に発生が増え始めます。

過去10年間の統計を見ると、4月末までに台風の発生数が0だった年は2回しかなく、この時期に台風が発生することは珍しいことではないと言えます。
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