8回の地震の概要と特徴は
▼過去1週間に発生した地震(最大震度4以上)
3/31 20:52 M4.7 深さ73km 東京湾 震度4
3/31 23:34 M4.4 深さ13km 京都府南部 震度4
4/2 16:27 M4.4 深さ56km 茨城県北部 震度4
4/4 10:26 M4.3 深さ14km 能登半島沖 震度4
4/4 19:29 M5.4 深さ44km 福島県沖 震度4
4/6 0:04 M5.4 深さ約50km 福島県沖 震度4
4/6 17:14 M3.6 深さ約10km 和歌山県北部 震度4
4/7 9:30 M4.6 深さ約10km 愛知県東部 震度4
東京湾や茨城県北部、和歌山県北部の地震は、各地とも年に数回以上の中規模の地震が発生する場所で、珍しい地震ではありません。京都府南部も、数年に一度程度は震度4の地震が発生している地域です。
能登半島沖の地震は、2020年10月以降に地震が増加している石川県能登地方の地震と震源や深さが近く(珠洲市付近)、一連の活動とみられます。
愛知県東部の地震が発生した新城市付近はあまり地震の多い地域ではありませんが、付近では1997年に最大震度5強を観測するM5.9の地震が発生していました。
4月6日に発生した福島県沖の地震は、先月16日に発生したM7.4の地震に関連する一連の活動とみられます。4月4日の福島県沖の地震は、先述の震源よりは南で発生していて、一連の活動範囲からは外れていますが、この付近も2011年の東北地方太平洋沖地震以降に地震活動が活発になっている領域に含まれます。
» 関連記事 福島県沖・宮城県沖の地震活動、先月から活発な状況続く
3/31 20:52 M4.7 深さ73km 東京湾 震度4
3/31 23:34 M4.4 深さ13km 京都府南部 震度4
4/2 16:27 M4.4 深さ56km 茨城県北部 震度4
4/4 10:26 M4.3 深さ14km 能登半島沖 震度4
4/4 19:29 M5.4 深さ44km 福島県沖 震度4
4/6 0:04 M5.4 深さ約50km 福島県沖 震度4
4/6 17:14 M3.6 深さ約10km 和歌山県北部 震度4
4/7 9:30 M4.6 深さ約10km 愛知県東部 震度4
東京湾や茨城県北部、和歌山県北部の地震は、各地とも年に数回以上の中規模の地震が発生する場所で、珍しい地震ではありません。京都府南部も、数年に一度程度は震度4の地震が発生している地域です。
能登半島沖の地震は、2020年10月以降に地震が増加している石川県能登地方の地震と震源や深さが近く(珠洲市付近)、一連の活動とみられます。
愛知県東部の地震が発生した新城市付近はあまり地震の多い地域ではありませんが、付近では1997年に最大震度5強を観測するM5.9の地震が発生していました。
4月6日に発生した福島県沖の地震は、先月16日に発生したM7.4の地震に関連する一連の活動とみられます。4月4日の福島県沖の地震は、先述の震源よりは南で発生していて、一連の活動範囲からは外れていますが、この付近も2011年の東北地方太平洋沖地震以降に地震活動が活発になっている領域に含まれます。
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有感地震多い状況 地震の規模小さくても注意を
震度3以上を観測した地震の回数をグラフで見ると、今月は7日15時までに計9回観測されています。このままのペースが1か月続くとおよそ40回になる計算ですので、平均的な月よりは多いペースと言えます。
また今月は、震度4を観測する地震が既に6回発生していて、既に平均的な月の1か月分程度の回数が発生しています。
福島県沖の地震を除くと地震の規模はM5未満と比較的小さいことも特徴ですが、地震の規模が小さくても震源が近かったり浅かったりすると、居住地を強い揺れが襲うことがあり、被害をもたらすことがあるため油断は出来ません。
統計的に見ても地震の発生タイミングは均等ではなく、多い時期と少ない時期があります。今月は突出して多いわけではないものの、比較的地震の多い時期になっていると言えそうです。
国内ではいつどこで強い揺れに襲われてもおかしくないため、いざという時に自らの身を守れるよう、災害への備えを日頃から確認するようにしてください。
» お天気ニュース 記事一覧
*過去に震度4以上の地震が多数観測された月は、東日本大震災の発生した2011年3月の153回、熊本地震の発生した2016年4月の122回、北海道胆振東部地震が発生した2018年9月の21回などがありました。
また今月は、震度4を観測する地震が既に6回発生していて、既に平均的な月の1か月分程度の回数が発生しています。
福島県沖の地震を除くと地震の規模はM5未満と比較的小さいことも特徴ですが、地震の規模が小さくても震源が近かったり浅かったりすると、居住地を強い揺れが襲うことがあり、被害をもたらすことがあるため油断は出来ません。
統計的に見ても地震の発生タイミングは均等ではなく、多い時期と少ない時期があります。今月は突出して多いわけではないものの、比較的地震の多い時期になっていると言えそうです。
国内ではいつどこで強い揺れに襲われてもおかしくないため、いざという時に自らの身を守れるよう、災害への備えを日頃から確認するようにしてください。
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*過去に震度4以上の地震が多数観測された月は、東日本大震災の発生した2011年3月の153回、熊本地震の発生した2016年4月の122回、北海道胆振東部地震が発生した2018年9月の21回などがありました。