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熱帯低気圧が発達 24時間以内に「台風1号」発生の可能性

2022/04/06 16:53 ウェザーニュース

4月6日(水)15時現在、カロリン諸島で熱帯低気圧が発達中です。気象庁はこの熱帯低気圧について、24時間以内に台風に発達する見込みとの情報を発表しました。

次に台風が発生すると、2022年の最初の台風「台風1号」と呼ばれます。

▼熱帯低気圧 4月6日(水)15時現在
 中心位置   カロリン諸島
 移動     西 ゆっくり
 中心気圧   1004 hPa
 最大風速   15 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 23 m/s
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フィリピンの東で動きが遅く 小笠原などへの影響を注視

この熱帯低気圧はこの先発達して台風になる可能性が高くなっています。熱帯低気圧を移動させる風が弱いため、しばらくはカロリン諸島からマリアナ諸島、フィリピンの東の周辺に留まるものとみられます。

日本上空のジェット気流の状況などから、本州方面に影響を及ぼす可能性は小さいと考えられます。ただ、進路によっては来週以降小笠原諸島や沖縄などに影響が出る可能性があるため、今後の情報に注意してください。
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4月の平年の発生数は0.6個 この時期の発生も珍しくない

平年の台風発生数
2022年はまだ台風が発生していません。例年の北西太平洋では、1〜3月に台風の発生が最も少ない時期を迎え、4月頃から徐々に発生が増え始めます。

過去10年間の統計を見ると、4月末までに台風の発生数が0だった年は2回しかなく、この時期に台風が発生することは珍しいことではないと言えます。
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