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桜のおすすめ見頃情報 今週末楽しめるお花見スポットを紹介

2022/04/07 10:45 ウェザーニュース

関東平野部などの桜の見頃は終盤に差し掛かっていますが、関東北部や中部、近畿にはまだお花見を楽しめるスポットがあります。

今週末にお花見を楽しめる関東や中部、近畿の桜名所と天気をお伝えします。
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■今週末 見頃の花見・桜名所■

2022年4月9日(土)〜10日(日)

・関東
・中部
・近畿

関東 週末にお花見を楽しめるスポット

埼玉県・丸墓山古墳 桜の様子(4月5日)
・丸墓山古墳(さきたま古墳群)(埼玉県)
日本最大の円墳である丸墓山の頂上と斜面に桜の木が植えられていて、古墳と桜と菜の花の風景写真を撮ることができます。また、古墳を囲む遊歩道と古墳に至るまでの石田堤にも桜並木が連なります。現在満開となっていて、今週末がお花見のラストチャンスになりそうです。

・赤城南面千本桜(群馬県)
「さくら名所100選」に選ばれ、毎年多くの観光客が訪れる桜の名所です。「赤城南面千本桜」と隣接する「みやぎ千本桜の森公園」を含めて、1000本を超える桜が咲き誇り、満開時には見事な桜のトンネルが見られます。今週末は見頃の桜を楽しめる予想です。

・水上温泉(諏訪峡)(群馬県)
利根川の清冽な流れが造り出した渓谷沿いを散策できます。おすすめスポットは高さ20mのつり橋「笹笛橋」です。ソメイヨシノをはじめとした桜と共に美しい新緑を満喫できます。現在五分咲きで、今週末には満開を迎える予想です。

・長瀞(埼玉県)
長瀞駅から野上駅にかけて約2.5kmに及ぶ北桜通りの桜のトンネルは圧巻です。不動寺周辺は「通り抜けの桜園」があり、約30種類500本の桜の小路を散歩できます。現在満開を迎えていて、今週末は見頃の桜を楽しむことができます。

・平和通りの桜(茨城県)
日立駅から国道6号まで続く桜のトンネルに、約120本のソメイヨシノが咲き誇ります。市内のかみね公園とともに「さくら名所100選」に選ばれています。7日には五分咲きに、今週末は満開になる予想です。

・高尾山一丁平(東京都)
高尾山頂から小仏城山に向かうハイキングコース(一丁平)沿いに咲き、千本桜と言われています。ミツバツツジと一緒にヤマザクラやソメイヨシノを楽しめます。今週末は満開となる予想です。

関東 週末の天気

今週末は9日(土)と10日(日)ともに各地で晴れて、桜が映える青空が広がります。風も弱く、昼間は春のポカポカ陽気となるところが多くなります。

特に10日(日)は北関東を中心に25℃以上の夏日になり、昼間は半袖になりたくなる陽気になりそうです。ただ、朝は冷えて昼間との寒暖差が大きくなります。お花見を満喫出来る様に脱ぎ着出来る服装でお出かけください。

中部 週末にお花見を楽しめるスポット

山梨県・わに塚 桜の様子(4月5日)
・わに塚のサクラ(山梨県)
樹齢約330年のエドヒガンザクラは、こんもりと盛り上がった塚の上に立つ一本桜で、韮崎市の天然記念物に指定されています。残雪の富士山や八ヶ岳を背景に咲き誇る姿は、凛とした美しさで、フォトジェニックな名所として人気です。夜はライトアップも行われ、昼間とは一味違った幻想的な姿を楽しめます。

・山高神代桜(山梨県)
実相寺境内にそびえる山高神代桜は、国指定天然記念物で日本最古の桜といわれています。日本武尊が植えたという言い伝えがあり、悠久の時を感じる古木です。桜の開花にあわせて約8万本のラッパ水仙が咲き誇ります。

・根尾谷淡墨ザクラ(岐阜県)
樹齢1500余年の淡墨桜は国指定天然記念物で、幹や枝からは生命のエネルギーが感じられます。つぼみのときは薄いピンク色、満開になるとつややかな白色、散り際には特異の淡い墨色を帯びるのが特徴です。今週末はお花見のベストタイミングの予想です。

・高遠城址公園(長野県)
タカトオコヒガンザクラという高遠だけの品種の桜が約1500本植えられています。花形はやや小ぶりで赤みを帯びているのが特徴です。その可憐さと規模の大きさは「天下第一の桜」と称されており、樹林は県の天然記念物の指定を受けています。「さくら名所100選」、「桜の日本三大名所」にも選ばれています。

・国宝松本城(長野県)
雄大な北アルプスと荘厳な国宝松本城天守、そして松本城を包むような薄紅色の桜を楽しめます。今週末は五分咲き〜満開となる予想です。

中部 週末の天気

今週末は9日(土)と10日(日)ともに各地で晴れて、桜が映える青空が広がります。風も弱く昼間は春のポカポカ陽気となり、落ち着いてお花見を満喫出来そうです。

特に10日(日)は夏日となるところが多くなり、汗ばんでしまいそうな体感です。水分補給などの暑さ対策を忘れずに行ってください。

朝は冷えて昼間との寒暖差が大きくなります。体調を崩さない様にご注意ください。

近畿 週末にお花見を楽しめるスポット

奈良県・又兵衛桜 桜の様子(4月5日)
・又兵衛桜(本郷の瀧桜)(奈良県)
樹齢300年ともいわれる県の保護樹です。戦国武将後藤又兵衛の伝説と、後藤家の屋敷があったとされる場所にあることから、この名がつけられました。周辺には桃の木も植えられており、4月上旬〜中旬にかけて桜とともに咲き誇ります。現在満開を迎えています。

・おの桜づつみ回廊(兵庫県)
全長4kmの美しい桜のトンネルで、約650本の桜並木は西日本最大級の規模を誇っています。5種類の桜が上流から下流へ開花順に植えられていて、長期間にわたり桜を楽しめます。回廊沿いの一角の田んぼに水が張られ、水面に桜が映り込む「逆さ桜」も人気を集めています。

・嵐山(京都府)
古くから嵐山は歌枕として多くの歌に詠まれているように、春は桜、秋は紅葉の名所として有名です。桂川両岸一帯を含めて嵐山と呼ばれています。現在満開を迎えていて、今週末はお花見のラストチャンスになりそうです。

・彦根城(滋賀県)
彦根城周辺に約1100本の桜が咲き誇ります。「屋形船」を使って満開の桜を見ながらうららかな春の一日を過ごせます。今週は満開の桜のもとでお花見を楽しめそうです。

・吉野山(下千本)(奈良県)
約3万本の桜が吉野山の谷から尾根を埋めつくします。標高の低い下千本(吉野駅付近)から中千本(如意輪寺付近)、上千本(吉野水分神社付近)、奥千本(西行庵付近)へと花期をずらして咲きのぼる様子は壮観です。下千本は今週末に満開となる予想です。

・平安神宮(京都府)
春の神苑で競い合うように咲き誇る約20種類300本の桜のうち、半数は紅しだれ桜です。4月上旬から見頃を迎え始め、2週間も見頃が続きます。現在見頃となっていて、今週末は散り始めの美しい桜吹雪も楽しめる予想です。

近畿 週末の天気

今週末は9日(土)と10日(日)ともに各地で晴れて、桜が映える青空が広がります。昼間は春のポカポカ陽気となるところが多く、内陸を中心に夏日の半袖陽気となる地域もあります。

朝は冷えて昼間との寒暖差が大きくなります。お花見に行く際は調節しやすい服装がおすすめです。

満開の桜をお見逃しなく

今週末は東日本や西日本は天気が良いところが多く、青空と満開の桜を楽しめる最後の週末になりそうです。

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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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