たけのこは根でなく茎
普段はあまり気にせず食べているたけのこですが、どの部位を食べているのか気になったことはありませんか?
「たけのこは竹の地下茎から出てくる若い茎(くき)です。長く伸びた地下茎から、毎年4~5月ごろになると芽として出てきて、土から顔を出すのです。その際、イノシシや鹿などに食べられないように、硬い皮で覆われています。
生長するにつれて、この皮は1枚ずつはがれていき、30日ぐらい経つとツルンとした立派な青竹になります」(吉田さん)
「たけのこは竹の地下茎から出てくる若い茎(くき)です。長く伸びた地下茎から、毎年4~5月ごろになると芽として出てきて、土から顔を出すのです。その際、イノシシや鹿などに食べられないように、硬い皮で覆われています。
生長するにつれて、この皮は1枚ずつはがれていき、30日ぐらい経つとツルンとした立派な青竹になります」(吉田さん)
たけのこを見れば生長後の姿がわかる
店頭に並ぶたけのこにはさまざまな大きさがあります。根元が太く、がっしりしているものや、小ぶりでスマートなものなど、根元の太さや形状が異なります。
「たけのこの根元の太さがそのまま竹の太さになります。つまり生長しても、上に伸びるから細くなるということはなく、根元の太さを維持したまま生長していきます。
また、節の数もたけのこの段階で決まっていて、アコーディオンのように伸びていくだけなのです。だから、たけのこを縦に割って節の数が多ければ、そのたけのこは生長すると背が高い竹になったはずということがわかります」(吉田さん)
たけのこの段階で、そのまま生長後の竹の太さや長さがわかるのですね。
「たけのこの根元の太さがそのまま竹の太さになります。つまり生長しても、上に伸びるから細くなるということはなく、根元の太さを維持したまま生長していきます。
また、節の数もたけのこの段階で決まっていて、アコーディオンのように伸びていくだけなのです。だから、たけのこを縦に割って節の数が多ければ、そのたけのこは生長すると背が高い竹になったはずということがわかります」(吉田さん)
たけのこの段階で、そのまま生長後の竹の太さや長さがわかるのですね。
たけのこには「オス」「メス」がある?
たけのこは「オス」と「メス」に分けられる、という説があります。
「たけのこに雌雄の違いがあるわけではありませんが、見た目の違いから皮が黒っぽく芽の色の緑色が濃い“クロコ”、皮が赤みがかって芽の色が黄色味がかっている“シロコ”と分けることがあります。
店頭でも観察できますが、それぞれのイメージの違いから、クロコをオス、シロコをメスと呼ぶことがあるのです。味にも若干の違いがあり、クロコはシャキッとして歯触りがよく、シロコは肉質が柔らかです。料理によって使い分けるとよいでしょう」(佐野さん)
クロコは炒め物やタケノコご飯などに、シロコは煮物などに向いているそうです。
新鮮な生タケノコを食べられるのはほんの短い期間です。生から調理したものは甘みもあり、シャキッとした食感が楽しめます。ぜひこの時季、旬のタケノコを味わいましょう。
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「たけのこに雌雄の違いがあるわけではありませんが、見た目の違いから皮が黒っぽく芽の色の緑色が濃い“クロコ”、皮が赤みがかって芽の色が黄色味がかっている“シロコ”と分けることがあります。
店頭でも観察できますが、それぞれのイメージの違いから、クロコをオス、シロコをメスと呼ぶことがあるのです。味にも若干の違いがあり、クロコはシャキッとして歯触りがよく、シロコは肉質が柔らかです。料理によって使い分けるとよいでしょう」(佐野さん)
クロコは炒め物やタケノコご飯などに、シロコは煮物などに向いているそうです。
新鮮な生タケノコを食べられるのはほんの短い期間です。生から調理したものは甘みもあり、シャキッとした食感が楽しめます。ぜひこの時季、旬のタケノコを味わいましょう。
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