今日は西日本や北海道で春の陽気となっています。特に北海道は北の低気圧に向かって暖かな風が吹き込み気温が上昇、14時までの最高気温は札幌市で14.2℃、旭川市で14.1℃、網走市で16.7℃など今年一番の暖かさとなった所が多くなっています。西日本や東海も東シナ海の高気圧に緩やかに覆われ、名古屋市の最高気温が21.9℃などポカポカとした体感です。

一方、関東や東北南部も上空の温度はあまり変わらないのですが、南海上の低気圧に向かって冷たい北東風が入っています。冬の南岸低気圧による降雪と似た状況で、昼間は気温が上がらず冬のような寒さ。東京の気温は14時までに10℃に届いておらず、札幌や旭川より5℃近く低くなっています。

明日になると、南海上の低気圧が東に離れ、冷たい北東風は陸地に届きにくくなります。このため、関東や東北南部の気温は今日より大幅に高くなります。明日の最高気温は東京都心や宇都宮市で17℃、仙台市で15℃など、日差しの力は弱い予想ですがそれでも冬のような寒さは解消する見込みです。

西日本や北海道は今日と同じような暖かさが続くため、全国的に昼間は快適な体感となりそうです。
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