この1週間は周期的に天気が変化し、晴れてグンと気温が上がった日もありました。

北陸は西部で開花を迎えた桜もあり、つぼみの生長は順調なペースで進んでいます。「先がピンクに」以上の報告は7割を超え、開花が近いつぼみが多くなっています。

東北ではつぼみの3割近くが「先がピンクに」となり、南部から開花の便りが届く日も近いです。

北海道も暖かさによりつぼみが成長し、「先が黄色に」以上の報告が増えています。開花に向けてつぼみが動き出した模様です。

▼「先が緑色に」以上の割合
　　　今回　前回(3/25-27)
甲信　90％　67％
北陸　95％　82％
東北　73％　51％
北海道　7％　5％

▼「先がピンクに」以上の割合
　　　今回　前回(3/25-27)
甲信　51％　24％
北陸　76％　19％
東北　28％　 4％
北海道　1％　0％

今回のつぼみ調査では概ね、予想通りに生長していることが確認出来ました。

この先1週間の北日本の天気は周期変化。低気圧や前線の通過で雨が降る日もありますが、晴れた日は気温が上がる見込みです。このため、気温が低い日は生長がゆっくりでも、気温が上がる日には遅れを取り戻すように生長していきます。

動き始めたつぼみの生長は止まりません。北陸や東北南部から次々に開花を迎えていくでしょう。北海道のまだ硬いつぼみもそろそろ動き出すので、変化を楽しめそうです。（桜予報担当：伊丹）

「もう少しかな😊」（あっこさん）

「かなり開いてきた」（jimaさん）

「先がピンク色 もう花びらが見えたでいいかな」（ぺきわんさん）

ウェザーニュースでは、つぼみから葉桜まで見守るさくらプロジェクトを毎年行っており、今年で19年目。全国の参加者と一緒に桜の開花前線を追いかけて、桜開花予想に役立てています。

あなたも近所や通勤通学路でふと目にとまる1本のお気に入りの桜を決めて、桜とともに特別な春を過ごしてみませんか？