国内:福島県沖で震度4の地震
25日(金)12時08分頃、福島県沖を震源とするマグニチュード5.2、深さ52kmと推定される地震が発生しました。この地震で福島県大熊町、双葉町、浪江町で最大震度4、福島県郡山市やいわき市、白河市、宮城県石巻市、岩沼市などで震度3の揺れを観測しています。
地震のメカニズムは西北西ー東南東方向に圧力軸をもつ逆断層型と解析され、16日(水)の深夜に発生したマグニチュード7.4、最大震度6強の地震と同一です。ただ、余震が集中している領域よりも少し南に離れているため、別の活動の可能性もあります。
福島県沖~宮城県沖では強い地震から1週間以上経ったものの、マグニチュード4~5程度の地震の発生頻度が高い状況となっていますので、引き続き注意が必要です。
地震のメカニズムは西北西ー東南東方向に圧力軸をもつ逆断層型と解析され、16日(水)の深夜に発生したマグニチュード7.4、最大震度6強の地震と同一です。ただ、余震が集中している領域よりも少し南に離れているため、別の活動の可能性もあります。
福島県沖~宮城県沖では強い地震から1週間以上経ったものの、マグニチュード4~5程度の地震の発生頻度が高い状況となっていますので、引き続き注意が必要です。
国内:石川県能登地方の地震活動も継続
23日(水)9時23分頃 石川県能登地方を震源とするマグニチュード4.3、深さ14kmと推定される地震が発生しました。この地震で石川県珠洲市で最大震度4を観測しています。
昨春以降、活発な活動が続いている能登半島北部では3月に入り地震回数がやや増加しています。3月8日に震度3と震度4、10日には震度3が2回起きており、今回の地震で震度3以上は5回目です。
今後の地震活動がどうなるかは見通すことが難しい状況となっています。今後も震源に近い石川県珠洲市を中心に、最大で震度4~5弱程度の揺れを伴う地震の可能性はあるため、引き続き注意をしてください。
昨春以降、活発な活動が続いている能登半島北部では3月に入り地震回数がやや増加しています。3月8日に震度3と震度4、10日には震度3が2回起きており、今回の地震で震度3以上は5回目です。
今後の地震活動がどうなるかは見通すことが難しい状況となっています。今後も震源に近い石川県珠洲市を中心に、最大で震度4~5弱程度の揺れを伴う地震の可能性はあるため、引き続き注意をしてください。
世界:台湾付近でM6.7 震度6弱に相当する揺れ
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は4回発生しています。最も大きな地震は前述した福島県沖のマグニチュード7.3です。(地震の規模は気象庁の解析と違っています)
日本時間の23日(水)未明に台湾付近を震源とするマグニチュード6.7、深さが約24kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは北西ー南東方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。
台湾・中央気象局によると、台東県の長濱で震度6弱が観測されたほか、花蓮県で震度5弱、台湾の広範囲で震度4級の揺れが観測されました。台湾の震度階級は震度0〜4級、5弱、5強、6弱、6強、7級の計10段階です。日本の気象庁震度階級とは計算過程が少し違うものの、非常に似た階級となっています。
台湾付近はフィリピン海プレートとユーラシアプレートの境界にあたっていて、度々大きな地震に見舞われています。近年では1999年にマグニチュード7.7の地震が発生し、甚大な被害となりました。
日本時間の23日(水)未明に台湾付近を震源とするマグニチュード6.7、深さが約24kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは北西ー南東方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。
台湾・中央気象局によると、台東県の長濱で震度6弱が観測されたほか、花蓮県で震度5弱、台湾の広範囲で震度4級の揺れが観測されました。台湾の震度階級は震度0〜4級、5弱、5強、6弱、6強、7級の計10段階です。日本の気象庁震度階級とは計算過程が少し違うものの、非常に似た階級となっています。
台湾付近はフィリピン海プレートとユーラシアプレートの境界にあたっていて、度々大きな地震に見舞われています。近年では1999年にマグニチュード7.7の地震が発生し、甚大な被害となりました。
参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。