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花粉 東京はスギからヒノキに移行中 ヒノキ花粉症の方も対策を万全に

2022/03/25 13:08 ウェザーニュース

花粉症の方にとっては辛い季節が続いていますが、スギ花粉の飛散ピークを越えた後には、ヒノキ花粉の飛散がピークを迎えます。東京では、まだスギ花粉の量が多いものの、最近はヒノキ花粉が少しづつ飛び始めており、移行期間に入ってきています。

関東のヒノキ花粉は4月中旬にかけてピークに

ウェザーニュースでは、オリジナルの花粉観測機「ポールンロボ」の花粉検出個数や、ユーザーの花粉症の症状報告、ダーラム法による観測、天気等を総合的に判断し、花粉飛散の予想を行っています。

関東や山梨では3月下旬頃にかけて、スギの飛散の飛散が多い状態が続き、間もなくピークを越える見込みです。一方で、最近はヒノキ花粉を観測し始めており、4月中旬にかけてピークを迎える予想です。

また、静岡、和歌山、高知、愛媛、山口でもヒノキ花粉が飛び始めていて、スギからヒノキ花粉への移行期間となっています。スギだけでなく、ヒノキ花粉に敏感な方は、しっかりと対策をしてお過ごしください。

各地のスギとヒノキ花粉のピーク予想

九州では、すでにヒノキ花粉の本格飛散が始まっています。また、中国四国や近畿、東海、関東では、今後4月中旬にかけてヒノキ花粉の飛散が多くなります。

北陸や長野、東北南部では、しばらくスギ花粉のピークが続き、ヒノキ花粉の飛散が目立ってくるのは4月に入ってからの予想です。

各地で桜の開花が進み、これからお花見シーズンを迎えます。花粉症のみなさんにとっては、お花見は花粉との戦いにもなるため、日々の飛散予報を確認して、花粉対策にお役立てください。
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