薄い雲が広がる
九州や中国は高気圧の圏内に入っているものの、すでに中心は東に離れているため空の高い所に薄い雲が広がっています。薄雲がかかった太陽の周りにはハロが現れました。
ハロは暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれ、薄い雲が広がっている時に、太陽の周りに見えるリング状の明るい部分のことを指します。通常の虹とは違って上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられて(屈折して)、光の強い部分が環状に見えています。プリズムを通った光が虹色に分かれるのと同じ原理です。
ハロは暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれ、薄い雲が広がっている時に、太陽の周りに見えるリング状の明るい部分のことを指します。通常の虹とは違って上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられて(屈折して)、光の強い部分が環状に見えています。プリズムを通った光が虹色に分かれるのと同じ原理です。
今日のハロは天気下り坂の前兆
ハロを作り出す巻雲や巻層雲などの氷の粒で構成される高い所の雲は、前線や低気圧が近づく時に現れるケースがあります。次第に雲が厚みを増してハロが見えなくなり、その後、雲が低くなってくると天気は下り坂です。
明日26日(土)は低気圧や前線の接近が予想されていて、今日のハロはその前兆と言えます。午後にかけての空の変化に注目です。
» ピンポイント天気予報
明日26日(土)は低気圧や前線の接近が予想されていて、今日のハロはその前兆と言えます。午後にかけての空の変化に注目です。
» ピンポイント天気予報