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環天頂アークが出現 大阪など朝の近畿の空に逆さ虹

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2022/03/23 09:08 ウェザーニュース

今日23日(水)の近畿は空の高いところには薄い雲が広がっているものの、朝から晴れているところが多くなっています。

大阪や神戸、和歌山などでは、薄雲をつくる氷の粒で太陽の光が屈折して、太陽の上側に弓なりの環天頂アークが現れました。

環天頂アークとは?

環天頂アークは太陽の中心から上方46度前後の空の高いところに出現します。弓なりの美しい虹色を描き出すことから、逆さ虹とも呼ばれる現象です。

太陽高度が22度前後の時に最もはっきり現れ、日の出の2時間後、もしくは日没の2時間前が見えやすい時間帯となります。

雨を示唆する下り坂のサイン

環天頂アークを作り出すような薄雲が次第に厚くなると、天気は下り坂で雨が降ることが多くなります。そのため、環天頂アークが見られると天気悪化のサインとも言われています。

今日の近畿はそのサイン通り、午後にかけてだんだんと曇り空が優勢となります。夕方からは雨の降り出すところが多くなる見込みです。今はまだ青空が見えているところでも、帰宅が夕方以降になる場合は、折りたたみの傘をお持ちください。
>>1時間ごとの詳しい天気・気温

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)カーチバイさん

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