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東京の雪はピーク越え 20時頃にかけ電力需要ピーク 停電回避へ節電を

2022/03/22 17:01 ウェザーニュース

今日3月22日(火)の関東では冷たい雨や雪が降り、気温も2℃未満にまで低下して電力需要の増大に拍車をかけています。

15時以降、東京は雪や雨のピークを越えて、気温は朝にかけ横ばいで経過する予想です。このあと20時頃にかけてが電力需要のピークとなる見通しのため、電力供給の正念場と言えそうです。

停電を防ぐため、不要な照明やテレビは消すなど、少しでも節電に協力をお願いします。
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関東の降水はピーク越え 気温は明朝にかけ横ばい

関東地方では15時以降に降水が弱まり、雪や雨のピークは超えてきました。日が暮れてからは雪や雨はやむ予想です。

これ以上の気温低下はない見通しですが、明日朝にかけては気温が横ばいで経過する予想です。
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夕方の電力需要のピークに正念場

東京電力管内では先週に東北地方で発生した地震の影響で電力供給力の低下が継続していることに加え、冷たい雨や気温の低下によって電力需要が大幅に増え、電力需給がひっ迫しています。

ウェザーニュースの電力需要予測では、家庭での需要が増える16時頃から、工場などの企業の電力需要が低下する20時頃までが需要のピークと予想されています。そのため、夕方の電灯の需要が増加する頃などが電力供給の正念場となりそうです。

その後は需要が低下する見通しではあるものの、明日朝は太陽光パネルの積雪などにより、場合によっては再び需要が供給に近づく可能性もあるため、油断は出来ません。

屋内でも厚着をして暖房の設定温度は20℃以下を目安にする、使っていない照明器具やテレビは消すなど、少しでも節電に協力をお願いします。
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