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夜の節電対策ともしもの停電への備え

2022/03/22 20:50 ウェザーニュース

今日22日(火)の関東は、気温の低い状態が続いています。

ウェザーニューズが独自に予測した東京電力管内の電力需要予測では、このあと20時頃にかけてが電力消費のピークとなる見通しで、まさに正念場と言えそうです。

夜間の節電方法と、もしも停電した場合の対策をまとめました。

夜間にできる節電対策

1、カーテンやブラインドなどで熱の出入りをカット
2、洗濯は晴れる翌日にする
3、夕ご飯はガスだけで調理できるものに
4、カーディガンやひざかけ、靴下など体感温度を上げる工夫をする
5、エアコンの風向板は下向きに調節
6、寝る15~20分前にはスイッチをオフ

何気ないことですが、節電につながるちょっとした心がけをお願いします。また、調理において可能な方は電気を避けガスを利用するように心がけると良いかもしれません。
>>〔関連記事〕すぐに実践できる家庭での節電

もしもの停電への備え

皆さんの節電対策によって、電力需要が供給量を上回らないことがベストですが、万が一停電してしまった時に慌てないように備えをしておくと安心です。

1)電灯の確保

「ペットボトルで簡単ランタン」 写真:警視庁
日が沈んだ後に停電になると、周囲は暗闇になって大変危険です。懐中電灯やテーブルなどに置いておけるランタン形式のものを準備しておいてください。

<ペットボトルで簡単ランタンの作り方>
「懐中電灯を一工夫してランタンに替えることができます。懐中電灯の上に水を入れたペットボトルを乗せるだけ。光が乱反射して周りを照らすことができます。懐中電灯が小さい場合はコップに入れてやってみてください。火を使わないので安全です」(警視庁災害対策課)

2)飲料水・生活用水の準備

マンションなどではポンプで給水をしている場合があり、停電に伴って断水するおそれがあります。

飲料用に数日分のミネラルウォーターを準備したり、トイレなど生活用水のためにバケツや湯船に水を確保しておくと安心です。

3)停電時は冷蔵庫を極力開けない

冷蔵庫は停電しても2~3時間は冷気を保てますが、ドアを10秒開けただけで中の気温が1℃上がるといわれています。

気温は低いですが、保冷のためにもし停電が発生してしまった場合は、冷蔵庫を極力開けないようにしてください。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
ゆかすけさん
-しぐさん