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北海道の強風はだんだん落ち着く 局地的な強雪には注意

2022/03/20 10:07 ウェザーニュース

急速に発達した低気圧の影響で荒れた天気に見舞われた北海道は、今日20日(日)も所々で雪が降っています。オホーツク海側を中心に、吹雪に注意が必要です。

強風はだんだんと落ち着きますが、日本海側では局地的な強い雪の心配があります。

沿岸部はまだ10m/s超の強風

9時30分現在、発達した低気圧の中心は千島列島付近にあるとみられます。低気圧に近い道東はまだ風が強く、網走で10.4m/s、根室で12.0m/sなど、沿岸部では平均風速が10m/sを超える強風が続いている状況です。根室は、2時55分には最大瞬間風速25.7m/sを観測しました。

ただ、低気圧は今後さらに日本から離れていくため、この強風はだんだんと落ち着いていく見込みです。

冬型の配置で日本海側中心に雪

低気圧本体は離れていくものの、北日本は冬型の気圧配置になっていて、日本海側を中心に雪の降りやすい状態が続きます。

午後は局地的に降り方が強まるおそれがあるため、急な積雪の増加や視界不良に注意が必要です。雪かきは天気が穏やかな午前中のうちに進めてください。作業する際は必ず複数人で、落雪などに注意して行うようにお願いします。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
ナッツ🐕&ローズパクト🌹さん