午前中は九州に激しい雨を降らせた活発な雨雲は、四国や近畿に移動してきました。15時までの1時間には和歌山県串本町・潮岬で24.5mm、高知県室戸市・佐喜浜で22.0mmの強い雨を観測しています。

また、関東でも本降りの雨になっている所が多く、気温の低い東北南部は雪やみぞれです。

夕方以降は発達しや雨雲が東海や関東に進み、南部の沿岸では1時間に30mm以上の激しい雨の降るおそれがあります。局地的には雷を伴い、強い風が加わって横殴りの雨となりますので、ピーク時の外出は十分注意をしてください。

東北は今夜から明日19日(土)の朝にかけてが雨や雪のピークで、地震の揺れが大きかった所では土砂災害に警戒が必要です。
» 最新の雨雲・雪雲レーダー

低気圧は明日19日(土)朝には三陸沖に進み、さらに発達しながら北上する予想となっています。低気圧に向かって冷たい空気が流れ込むため、北海道や東北北部では湿った雪の降る所が多く、内陸部や山沿いは大雪のおそれがあります。

今夜から20日(日)朝までの積雪増加量は、東北北部の太平洋側や北海道道東で30cmを超える予想で、山沿いでは50cm以上に達する所もある見込みです。短時間で急激に積雪が増加することで交通障害が発生しやすく、湿った雪が積もることによる倒木などで鉄道の運行に影響の出る可能性もあります。

明日19日(土)は三連休の初日となります。移動をする場合は最新の気象情報に加えて、交通情報や運行情報もしっかりとご確認ください。
» このあとの積雪予想を確認（会員限定）