本格的な活動時期になる前に“害虫のプロ”アース製薬に、今やっておきたい対策を教えていただきます。
あちこちで発生!? コバエ
コバエは、どこで発生しているのかも分からず、いつの間にか家の中に侵入しており、うっとうしいものです。
「コバエとは、ショウジョウバエやノミバエ、キノコバエ、チョウバエなど、小さいハエの総称です。種類によって発生する場所は異なり、春から秋の暖かい時期に繁殖しやすいため、これから注意が必要です」
特に、キッチンの生ゴミ、排水まわり、植木鉢など注意が必要だといいます。
「キッチンで見かけることが多いのが、ショウジョウバエとノミバエです。ショウジョウバエは2〜3.5mm、ノミバエは1〜5mmと小さく、網戸や換気口などのちょっとした隙間から侵入し、キッチンの生ゴミなどに卵を産みつけ増えます。
バスルームや洗面所も、排水口周りにチョウバエが発生しやすいので、こまめに掃除しましょう」
リビングなどでも気をつけたい場所があります。
「植木鉢近くには、観葉植物や腐葉土にキノコバエが発生します。観葉植物のある部屋を快適な空間に保ちましょう」
また、暖かくなると窓を開けるようになるので、網戸や窓ガラス用のスプレータイプの虫ケア用品を吹きつけておきます。ショウジョウバエなどの網戸からの侵入を予防できます。
「コバエとは、ショウジョウバエやノミバエ、キノコバエ、チョウバエなど、小さいハエの総称です。種類によって発生する場所は異なり、春から秋の暖かい時期に繁殖しやすいため、これから注意が必要です」
特に、キッチンの生ゴミ、排水まわり、植木鉢など注意が必要だといいます。
「キッチンで見かけることが多いのが、ショウジョウバエとノミバエです。ショウジョウバエは2〜3.5mm、ノミバエは1〜5mmと小さく、網戸や換気口などのちょっとした隙間から侵入し、キッチンの生ゴミなどに卵を産みつけ増えます。
バスルームや洗面所も、排水口周りにチョウバエが発生しやすいので、こまめに掃除しましょう」
リビングなどでも気をつけたい場所があります。
「植木鉢近くには、観葉植物や腐葉土にキノコバエが発生します。観葉植物のある部屋を快適な空間に保ちましょう」
また、暖かくなると窓を開けるようになるので、網戸や窓ガラス用のスプレータイプの虫ケア用品を吹きつけておきます。ショウジョウバエなどの網戸からの侵入を予防できます。
ゴキブリはダンボールにも注意
ゴキブリも、春に活動が目立ってくるといいます。
「一般家庭でよく見かけるクロゴキブリは、冬に屋外で休眠していた個体は春になると活動を始めます。クロゴキブリは家の中と外を行き来するので、エサとなる食べ残しや生ゴミ、流しの水分などの始末に気をつけましょう。
侵入経路となる換気口、網戸やドアの隙間、排水口、ベランダや廊下の排水パイプ付近には毒餌剤やスプレータイプの虫ケア用品を使うと効果的です。
また、エアコンのドレンホース(排水ホース)からゴキブリが侵入することもあるのです。暖かくなって冬の役目を終えたエアコンは、専用の防虫キャップを使ってドレンホースからの侵入を防ぎましょう」
その他に見落としやすい侵入経路として、ダンボールがあります。
「実は、ダンボールの隙間には、ゴキブリの卵やまだ幼い個体が潜んでいることがあるのです。春は、引越しや宅配などでダンボールを使う機会が増えます。ベランダなどに保管せずに、すみやかに片付けることをお勧めします」
「一般家庭でよく見かけるクロゴキブリは、冬に屋外で休眠していた個体は春になると活動を始めます。クロゴキブリは家の中と外を行き来するので、エサとなる食べ残しや生ゴミ、流しの水分などの始末に気をつけましょう。
侵入経路となる換気口、網戸やドアの隙間、排水口、ベランダや廊下の排水パイプ付近には毒餌剤やスプレータイプの虫ケア用品を使うと効果的です。
また、エアコンのドレンホース(排水ホース)からゴキブリが侵入することもあるのです。暖かくなって冬の役目を終えたエアコンは、専用の防虫キャップを使ってドレンホースからの侵入を防ぎましょう」
その他に見落としやすい侵入経路として、ダンボールがあります。
「実は、ダンボールの隙間には、ゴキブリの卵やまだ幼い個体が潜んでいることがあるのです。春は、引越しや宅配などでダンボールを使う機会が増えます。ベランダなどに保管せずに、すみやかに片付けることをお勧めします」
“退治しきれない”アリ対策
家の周囲で見かけやすいアリは、冬は巣の中や石の裏などで静かに過ごし、春になると外に出始めます。
「春から初夏にかけては女王アリが卵を生み続け、1〜2ヵ月で卵から幼虫、サナギを経て成虫へと成長します。これからアリはどんどん増えて、活発に活動します。
まずは、エサとなる食べ物や生ゴミ放置しないことが大切です。家のなかで見つけたら速効性のあるアリ用の虫ケア用品を。待ち伏せ効果のあるものをサッシやドアの隙間などに使って、侵入を防ぐこともできます。
ただ、巣の外にいるのは働きアリの一部なので、それだけを始末しても巣から代わりのアリが出てきます。発生を防ぐには、巣ごと退治できるタイプの毒餌剤もお勧めです」
できれば虫には屋外で活動しておいて欲しいもの。本格活動する前に、誘引するものを減らしたり、侵入しないように対策をして、家の中で遭遇しないようにしたいものです。
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「春から初夏にかけては女王アリが卵を生み続け、1〜2ヵ月で卵から幼虫、サナギを経て成虫へと成長します。これからアリはどんどん増えて、活発に活動します。
まずは、エサとなる食べ物や生ゴミ放置しないことが大切です。家のなかで見つけたら速効性のあるアリ用の虫ケア用品を。待ち伏せ効果のあるものをサッシやドアの隙間などに使って、侵入を防ぐこともできます。
ただ、巣の外にいるのは働きアリの一部なので、それだけを始末しても巣から代わりのアリが出てきます。発生を防ぐには、巣ごと退治できるタイプの毒餌剤もお勧めです」
できれば虫には屋外で活動しておいて欲しいもの。本格活動する前に、誘引するものを減らしたり、侵入しないように対策をして、家の中で遭遇しないようにしたいものです。
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