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今日16日(水)の花粉飛散予想 関東以西で"非常に多い" 症状悪化に注意

2022/03/16 07:16 ウェザーニュース

今日16日(水)も西日本や東日本では晴れて気温が上昇する見込みです。最高気温が20℃以上のところが多くなるため、関東甲信や東海、西日本では花粉の飛散が"非常に多い"予想となっています。

西日本や東海では、午後以降に黄砂が飛来する可能性があります。黄砂とあいまって花粉症の症状が悪化するおそれもあるため、外出される際は、万全の花粉対策を行ってください。
>>1時間ごとの花粉飛散状況・予想

週後半は雨でいったん落ち着く

この先1週間の花粉飛散予想
明日17日(木)も関東以西では花粉の飛散が"非常に多い"予想です。気温も上がるので、部屋の換気時などもカーテンを閉めたり、換気後に水拭きやウェットタイプのフローリングワイパーをかけるなど、できるだけ家の中に花粉が入らない・残らないように心がけるとよさそうです。

18日(金)から19日(土)にかけては低気圧が通過する影響で広く雨となるため、花粉の飛散は抑えられる見込みです。低気圧通過後の雨上がりの後は再び花粉やすくなるものの、気温が下がるため、これまでほど多くは飛散しない見込みです。

花粉を防ぐための方法いろいろ

この花粉の大量飛散によって、これまで症状の軽かった方も、一気に症状が悪化する可能性もあります。すぐ出来る応急対策をまとめましたので、参考にしてください。

◆ワセリンで少しでも花粉を防御

ワセリンを目や鼻の周辺に塗ると、鼻や目の周囲に付着する花粉を吸着し、吸引して体内に入るのを緩和してくれます。ワセリンはできるだけ純度の高いもの(白色ワセリンなど)を選び、1度塗ったワセリンは、ティッシュでこまめに拭きとり、新しく塗り直すようにしましょう。

◆コンタクトレンズの使用は避ける

コンタクトレンズ(特にソフトコンタクトレンズ)は花粉が吸着しやすいので、大量飛散が予想されている日は使わずにメガネで対応するのが良いでしょう。どうしても避けられない場合は、1日使い捨てタイプにして、用が済んだらすぐに外すことをオススメします。

◆外出時はツルツル素材で

花粉は衣服に付着して家の中に持ち込まれます。実験によると外出時ウールセーター1枚に付着する花粉は、1時間窓を開けっ放しにして侵入する花粉の6倍以上。そのためが外出時は花粉がつかない服選びが大切です。

花粉の付着量は「衣類の素材、織り方」や「静電気」によって変わりますが、綿などツルツルした素材を着用すれば、凸凹があるウールなどに比べ花粉付着量を約1/10に抑えることができます。外出前に衣類全体に静電気防止スプレーを使用するのも花粉の付着を抑えるのに有効です。

◆帰宅時に花粉を持ち込まない

家に入る前に服についた花粉を払い落とすことも大切です。コートやスラックスの裾、髪や帽子、マフラー、見落としがちなフードの中まで念入りに花粉を落としましょう。100円ショップで買える衣類用粘着ローラーの使用も効果的です。

男性は「ふくらはぎ」、女性は「コートの裾」「おへそまわり」「かばんとこすれる部分」などが、静電気が発生しやすく、花粉が付着しやすいと言われています。

◆こまめに手洗い、洗顔、洗眼

外出時に限らずこまめに手洗い、洗顔をして、手や顔に着いた花粉を落としましょう。目に入った花粉は、市販されている防腐剤無添加の洗眼薬や、人工涙液点眼薬などで洗い流すと良いです。ただし、商品選びの際、目の周りの皮膚と目の中を同時に洗うようなタイプは避けましょう。

◆鼻づまりを軽減するツボを押す

花粉症が発症して、鼻のムズムズ、つまり感を改善するには、小鼻の横にあるくぼみにあるツボ、迎香(げいこう)がおすすめ。グーっと5秒かけて押し、5秒キープ、さらに5秒かけて離します。ジワ〜と温かく感じてくるので3分間程度続けてみてください。花粉症だけでなく、風邪などの鼻づまり改善にも効果的です。

>>花粉情報をアプリで見る