阿蘇山の火山性微動は変化が見られず
阿蘇山では先月2月24日に火山性微動の振幅が大きくなったことから、噴火警戒レベル3に引き上げられました。その後、数日程度は火山性微動の大きな状況が続いていたものの、27日の夕方以降は小さい状態で推移しています。
草千里の深部にあるマグマだまりの膨張を示唆する地殻変動は停滞していますが、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は2021年10月の噴火以前よりも多い状態が継続中です。中岳第一火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性はあるため、気象台は噴火警戒レベルを2の火口周辺規制としています。
草千里の深部にあるマグマだまりの膨張を示唆する地殻変動は停滞していますが、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は2021年10月の噴火以前よりも多い状態が継続中です。中岳第一火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性はあるため、気象台は噴火警戒レベルを2の火口周辺規制としています。
防災上の警戒事項等
中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する、火山弾と呼ばれる大きな噴石及び火砕流に警戒してください。風下側では火山灰だけでなく、火山礫と呼ばれる小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意が必要です。
また、火山ガスにも十分注意し、地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
**(参考:噴火警戒レベルの説明)**
【レベル5(避難)】:危険な居住地域からの避難等が必要。
【レベル4(高齢者等避難)】:警戒が必要な居住地域での高齢者等の要配慮者の避難、住民の避難の準備等が必要。
【レベル3(入山規制)】:登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて高齢者等の要配慮者の避難の準備等。
【レベル2(火口周辺規制)】:火口周辺への立入規制等。
【レベル1(活火山であることに留意)】:状況に応じて火口内への立入規制等。
(注:避難や規制の対象地域は、地域の状況や火山活動状況により異なる)
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また、火山ガスにも十分注意し、地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
**(参考:噴火警戒レベルの説明)**
【レベル5(避難)】:危険な居住地域からの避難等が必要。
【レベル4(高齢者等避難)】:警戒が必要な居住地域での高齢者等の要配慮者の避難、住民の避難の準備等が必要。
【レベル3(入山規制)】:登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて高齢者等の要配慮者の避難の準備等。
【レベル2(火口周辺規制)】:火口周辺への立入規制等。
【レベル1(活火山であることに留意)】:状況に応じて火口内への立入規制等。
(注:避難や規制の対象地域は、地域の状況や火山活動状況により異なる)
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