東京では5日(土)は最高気温が17.9℃まで上がり、春の暖かさとなりました。さらに、強い南風「春一番」も吹き、花粉が大量に飛ぶ条件が揃ったと言えます。

ウェザーニュースが独自に設置している花粉観測機「ポールンロボ」の観測値による解析では、5日(土)の東京で194個を観測。福岡でも195個を観測するなど、今シーズンの花粉飛散量で最も多い飛散数となりました。（1平方メートルあたりの個数に換算した解析値）

花粉の解析値のデータはどなたでも無料でダウンロードいただけます。データを広くご活用頂くことで花粉飛散の実況把握や花粉症対策にお役立てください。
https://wxtech.weathernews.com/pollen/index.html

また、ウェザーニュースに寄せられた花粉の症状報告にも「非常につらい」の回答が増加し、大量飛散であったことがわかります。

ポールンロボは観測した花粉の数によって目の色が「白」「青」「黄」「赤」「紫」の５段階で変化し、設置場所の花粉の飛散量をお知らせしています。

実際に、3月5日(土)は関東など各地のポールンロボの目の色は赤や紫色に変化し、ウェザーニュースにもその様子が写真で届いています。
＞＞目を光らせるポールンロボ

東京都は明日8日(火)は気温が下がるため、花粉の飛散は一時的に少なくなります。ただ、週後半は気温が上がり、再び花粉の大量飛散に注意が必要です。その後も、関東などは3月下旬にかけてスギ花粉の大量飛散に注意が必要です。
日々のポールンロボの花粉観測データや飛散予報を参考に、万全の対策でお過ごしください。
＞＞花粉の観測値と飛散予報

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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
STANNさん