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北日本から北陸で雨や雪 明日は春の大雪や吹雪に警戒

2022/03/05 16:26 ウェザーニュース

今日5日(土)は低気圧、前線の影響で、北日本から北陸、東海などで雨や雪が降っています。明日6日(日)は寒気が流れ込むため雪の所が増え、大雪や吹雪に警戒が必要です。

新潟では雨、風ともに強まる

低気圧、前線に伴う雲は北日本から東日本を覆っていて、広い範囲に雨や雪を降らせています。

南から暖かな空気が流れ込んでいるため、本州の平野部はほとんどの所が雨です。東北の山沿いや北海道は湿った雪になっていて、15時までの1時間に青森県青森市・酸ケ湯や北海道伊達市・大滝では5cmの新たな雪が積りました。

日本海の沿岸部では風も強く吹いていて、特に午後は新潟県内で強風が目立ちます。16時までの最大瞬間風速は新潟県佐渡市・両津で26.1m/s、上越市・高田で25.0m/sを観測。佐渡地方に暴風警報が発表中です。
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明日は北日本や北陸で冬の嵐に

7日(月)朝までの予想積雪増加量
明日6日(日)になると平地で雪の降る目安の上空1500m付近で-6℃以下の寒気が日本列島を覆う見込みです。

北陸や東北の日本海側、北海道のオホーツク海側などで雪が強まる予想となっています。これから7日(月)朝にかけての積雪増加量は北陸、東北の山沿いで30cmを上回り、多い所では50cm以上に達する予想です。

また、沿岸部を中心に瞬間的には25~30m/sの風が吹き荒れ、雪が加わることで猛吹雪となるおそれがあります。

積雪が急増することで市街地では路面状況の悪化、屋根からの落雪、山間部では雪崩の危険性が高まります。さらに吹雪により視界が悪化しますので警戒が必要です。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
こだっくさん