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週末は大雪や暴風雪に 通行止めや運休など交通機関への影響(4日14時更新)

ウェザーニュース交通気象センター発表

2022/03/04 14:06 ウェザーニュース

今週末は、前線を伴った低気圧が急速に発達しながら北海道付近を通過します。

北日本や北陸では5日(土)から7日(月)にかけて暴風や大雪による高速道路の通行止めや、鉄道の運休など交通機関に影響がでる可能性があります。
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<高速道路>大雪や吹雪で通行止め発生のおそれ

【北海道】
5日(土)日中は雨の所もあるため、道路の滞水等による速度規制の可能性があります。

5日(土)夜から週明け7日(月)夜は雪や風が強まり、道央道・札樽道・後志道・道東道・日高道など暴風雪や大雪の影響で広い範囲で通行止めの可能性があります。

【東北】
5日(土)午後から7日(月)夜にかけて、東北北部や山沿い、東北道など大雪や吹雪の影響で通行止めの可能性があります。

吹雪でホワイトアウトが発生するおそれもあるため、運転の際は注意が必要です。

【北陸】
5日(土)夜から7日(月)午後にかけて、雪の影響で一部区間で通行止めの可能性があります。

【関東などその他の地域】
低気圧に吹き込む強風の影響で、5日(土)午後から夜にかけて、東京湾アクアライン・瀬戸中央道・神戸淡路鳴門道では速度規制の可能性があります。

東海北部や長野など山間部の道路では、雪の影響で一部区間で通行止めが発生する可能性があります。

すでに各高速道路会社からは、冬用タイヤの装着やタイヤチェーンの携行の注意喚起や、通行止めを行う可能性についての情報が発表されています。最新情報を確認してください。

高速道路が通行止めとなった場合、付近の一般道では車が混雑し、いつも以上に移動に時間がかかるおそれがあるため、注意が必要です。

<鉄道>強風や大雪で運転見合わせの可能性

鉄道への影響
【北海道】
5日(土)朝から7日(月)夜にかけて道内の各線で遅れや一部運休の可能性があります。

特に6日(日)は、札幌圏では暴風雪となるため、運転見合わせなど大きな影響がでるおそれがあります。

【東北】
5日(土)日中は、強風の影響で日本海側の路線を中心に遅延が発生する可能性があります。

6日(日)から7日(月)にかけては内陸路線では大雪による遅延や運休、日本海側の路線や仙台平野周辺の東北本線などは強風の影響で遅延や一部運休の可能性があります。

また、山形新幹線・秋田新幹線・東北新幹線でも大雪や強風の影響で遅延の可能性があります。

【北陸】
5日(土)午後から7日(月)午後にかけて山間路線では大雪、羽越本線や北陸本線などの沿岸路線では強風の影響で遅延や一部運休の可能性があります。

【関東などその他の地域】
関東南部や山陰の沿岸路線を中心に、5日(土)午後から夜にかけて強風の影響で遅延の可能性があります。

東海北部や長野など山間路線では、雪の影響で遅延が発生する可能性があります。

電車を使っての移動を予定されている場合は、各鉄道会社のホームページなどで最新の運行情報を確認するようにしてください。

<航空>遅延や条件付き運航の可能性

航空への影響
5日(土)昼頃から7日(月)朝にかけて雪や風の強まりで、北日本や北陸の各空港で遅延または条件付き運航となる可能性があります。

特に新千歳空港など北海道への移動を考えている方は、鉄道や高速道路に大きな影響がでている可能性があるため、空港到着後の移動手段も含めて各交通機関からの情報を確認するようにしてください。
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