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週末は北日本・北陸で大荒れに 北海道では再び猛吹雪のおそれ

2022/03/03 14:37 ウェザーニュース

今週末は低気圧が急速に発達しながら北海道付近を通過します。このため北日本や北陸では5日(土)から7日(月)の朝にかけて暴風や大雪だけでなく、雪崩や融雪にも警戒が必要です。

土曜日は融雪や雪崩に要注意

週末の天気と気温
5日(土)は日本海北部を低気圧が発達しながら東に進みます。

この低気圧に向かって南から暖かい空気が流れ込むため、北日本や北陸では雪ではなく雨の降る所が多い見込みです。

積雪エリアでは降雨と気温上昇により雪崩が発生しやすくなります。

さらに、融雪による河川の増水や屋根からの落雪などのおそれも高まるため、雪の多い斜面など危険な場所には近づかないようにしてください。

冷たい空気の残る北海道の内陸では湿った大雪となる所がある見込みです。

また、低気圧から延びる前線の通過に伴い、北陸や東北では雷を伴った強い雨に注意が必要です。
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日曜日は大雪や吹雪に警戒を

5日(土)夜から6日(日)にかけては低気圧がオホーツク海で急速に発達します。

低気圧の後面には強い寒気が流れ込むため、北海道のオホーツク海側や北日本日本海側、北陸山沿いでは大雪となるおそれがあります。

札幌市周辺も7日(月)朝にかけて発達した雪雲が流れ込みやすくなる予想です。

また、低気圧の急速な発達により北海道を中心に風が強まるため、猛吹雪に警戒が必要です。

鉄道や道路、空港など交通機関に大きな影響の出ることも考えられるため、週末の移動を予定されている方はこまめに最新の気象情報、交通情報をご確認ください。
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