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北日本や北陸は雨雪強まるおそれ 融雪災害にも警戒

2022/03/02 17:42 ウェザーニュース

明日3日(木)の北日本や北陸は、広い範囲で雨や雪が降ります。強風や雷、突風を伴うおそれがあり、融雪災害にも警戒が必要です。

低気圧がやや発達しながら通過

明日は前線を伴った低気圧が、やや発達しながら北海道の道南付近を通過します。北海道は広く雪となり、内陸山沿いを中心に積雪の増加に注意が必要です。多いところでは1時間に4〜6cmの強い雪が降るおそれもあります。

低気圧の近くでは風も強く、ふぶくことがあります。急に見通しが悪くなるおそれがあるため、車の運転は慎重に行ってください。
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東北や北陸は雷・突風のおそれも

低気圧によって寒気が持ち上げられるため、東北や北陸の沿岸部は雨になるところが多い予想です。

寒冷前線が通過するタイミングでは、強い雨に加えて雷や突風のおそれがあります。特に東北日本海側は通勤・通学の時間帯に荒天となるおそれがあるため、時間に余裕を持って行動するようにしてください。

前線通過後は寒気が南下して、東北は雪に変わっていく見込みです。

融雪や雪崩の発生にも警戒を

雪の状態と重さの関係
東北や北陸は、融雪災害にも警戒が必要です。落雪や路面状態の悪化だけでなく、雨によって積もっている雪が見た目以上の重さになるおそれがあります。カーポートやビニールハウスなどの倒壊に注意してください。

北海道や内陸山沿いも、すでに雪が多く積もっているところに新たに雪が降ると、雪崩や落雪の危険性が高まります。こまめに除雪を行ってください。作業する際は必ず複数人で、安全を確保の確保を忘れずにお願いします。
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