午後になり雨雲は東に広がってきました。九州では雨の峠を越えた一方で、東海や関東、北陸などで雨が降り出しています。活発な雨雲は近畿周辺を通過しており、16時までの1時間には和歌山県高野町・高野山で7.0mm、奈良県五條市で5.5mmの雨を観測しました。

また、北日本でも雪や雨の範囲が拡大しています。上空に比較的暖かな空気が流れ込んでいるため、東北は大部分が雨、北海道は湿った雪です。局地的に積雪が急増している所があり、16時までの1時間に浦河町・中杵臼で7cｍ、旭川市で3cmの新たな雪が積りました。

夕方から夜の早い時間帯にかけて雨の降る所が多く、傘の出番となります。関東の雨は南部の沿岸が中心で、東京都心などは長い時間降り続くことはないとみられます。

低気圧や前線は今夜遅くになると東の海上に離れ、天気は回復に向かう所が多い見込みです。
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明日2日(水)は全国的に天気が回復し、昼間は日差しの届く所が多くなります。北海道は上空の寒気の影響で、道北の日本海側を中心に雪が降りやすくなるものの、積雪が大幅に増える心配はない見込みです。

関東は東よりの風と西よりの風がぶつかり合うシアーラインが形成される影響で雲が広がる予想です。

特に夕方以降は上空の気圧の谷の影響でシアーライン周辺の雲が発達し、夜にかけて南部に雨を降らせる可能性があります。夜遅い時間ほど雨雲はまとまってきますので、帰宅時間が遅くなる場合は雨具を用意すると安心です。
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