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3月スタートは西から雨の範囲拡大 積雪地域は融雪に注意

2022/03/01 10:16 ウェザーニュース

3月スタートの今日1日(火)は低気圧や前線の影響で天気の崩れる所が多くなります。すでに西日本では雨が降り出し、午後は東日本、北日本も広い範囲で雨や雪となる見込みです。

九州で本降りの雨に

九州や中国地方は朝から雨雲に覆われており、九州には発達した雨雲がみられます。10時までの1時間には長崎県佐世保市で15.5mm、熊本県天草市・牛深で14.5mmのやや強い雨を観測しました。

また、北海道も日本海側の一部に雲が広がっていて、こちらは雪が降り出しています。目立って強く降っている所はなく、1時間に1~2cm程度の雪です。
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帰宅時間帯は全国の広い範囲で雨や雪に

1日(火)夕方の雨・雪の予想
低気圧、前線の東進に伴って、雨や雪の範囲も広がってきます。昼頃には雨雲が近畿まで広がり、北海道から東北北部でも雨や雪の降る所が多くなります。夕方の帰宅時間帯には東海や北陸、東北でも傘が必要になる見込みです。

関東は南部の沿岸で本降りの雨になるものの、東京都心などは一時的にぱらつく程度と予想されます。折りたたみの傘でしのげる所が大部分です。

南から暖かな空気が流れ込むため、北陸や東北は積雪の多い地域でも雨やみぞれになるため、融雪が進みます。排水が滞って強い雨でなくても冠水したり、足元が非常に悪くなるおそれがあります。また、屋根に積もった雪が水を吸って重たくなり、落雪の危険性が増しますので、移動時は足元と頭上の両方に十分、注意をしてください。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
福岡市博多区の空さん