今週は低気圧や前線と高気圧が交互に通過し、周期的に天気が変化します。日本付近では春の空気が優勢で気温は高めです。

東京都心や福岡市は最高気温が15℃前後まで上がる日が続き、日差しが届くと春の暖かさを感じられます。札幌市も真冬日はなく、週後半の4日(金)～5日(土)にかけては5℃を上回る予想です。

ただ、6日(日)は各地とも前日よりも大幅に気温が下がる見込みです。強い寒気の南下が予想されています。

6日(日)の予想天気図を見ると、低気圧がオホーツク海で発達し、日本付近は西高東低の冬型の気圧配置が強まります。

平地で雪を降らせる目安の上空1500mで－6℃以下の寒気が日本列島の大部分を覆い、北日本には大雪の目安となる－12℃以下の強い寒気も流れ込む見込みです。

全国的に気温が下がるだけでなく、日本海側の広い範囲で大雪となるおそれがあります。一度、気温が上がって融雪が進んだ後に大雪が降るケースでは、山間部で雪崩の危険性が高まります。また、路面に一気に雪が積もって交通障害を引き起こしてもおかしくありません。

少し先ではありますが春の暖かさに油断をせず、次の雪への準備をしっかりと行うようにしてください。
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