日本海を進む低気圧に向かって南から暖かな空気が流れ込み、日差しが届いた西日本や東日本の太平洋側で気温が上がっています。

14時までの最高気温は東京都心で4月上旬並みの18.5℃を観測。今年初めての15℃以上です。また、高知市で18.1℃、鹿児島市で17.2℃など、広い範囲で15℃を上回りました。

一方で北海道や東北北部は低気圧や前線の通過後に冷たい空気が流れ込んで、気温が下がっています。札幌市の最高気温は夜中に4.5℃を観測し、昼間は1℃台で推移しました。

春本番の暖かさとなった関東などは服装も大きく様変わりしました。

ウェザーニュースアプリ利用者向けに今日の服装に関して調査を行った所、アウターに春コートを選んだ割合が東京都や神奈川県など関東南部で50%を上回っています。同じ調査を行った23日(水)は10%前後でしたので、大幅な上昇です。

東京都心の最高気温は23日(水)が10.3℃、今日が18.5℃ですので、同じ晴天でも15℃を超えるようになると春の装いが活躍するというのがわかります。

明日28日(月)は冷たい空気が流れ込むため、北日本や東日本は今日よりも気温が低くなる見込みです。

東京都心の最高気温は今日に比べて5℃近く低い14℃の予想となっています。朝と昼間の気温差も引き続き大きくなりますので、インナーを厚めにしてコートを春物にするなど、うまく工夫をして快適に過ごすようにしてください。九州、四国は15℃を超える所が多く、春物が活躍します。

北海道や東北北部は風が強めに吹くため、体感温度が下がります。冬用の上着が必要な一日です。
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