東京都心で今年初の15℃超え
10年ぶりの遅さ

関東各地は青空が広がり、午前中から日差しが降り注いでいます。日本海を進む低気圧や前線に向かって暖かな空気が流れ込んでいるため、昨日よりも気温は高く、東京都心では10時45分に15℃に到達しました。

15℃に達するのは今年になって初めてで、2月下旬までずれ込むのは2012年以来10年ぶりです。

その後も気温は上昇していて、11時の時点では15.7℃を観測。そのほか神奈川県海老名市で15.0℃、千葉県横芝光町で15.6℃まで上がっています。

また、南関東では南西の風が強まっていて、11時までの最大風速は東京都大田区・羽田で10.8m/s、千葉県千葉市では11.4m/sを観測しました。

東京都心は6.6m/sで、春一番の発表の目安となる8m/sにはまだ達していません。南西よりの風の強い状況は昼過ぎまで続く見込みで、8m/sを超えれば春一番の発表となります。

その後は北よりの風に変化するため、夕方以降は体感温度がぐっと下がる予想です。昼間は上着無しで過ごせても、日が傾く頃からは風が冷たく感じられますので、外出の際は服装選びにお気をつけください。
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