札幌市で最高気温8.0℃を観測するなど、北海道や東北、北陸でも気温が上がりました。雪解けが急速に進み、札幌市内では車道に残っている雪がシャーベット状になり、あちらこちらに大きな水たまりができた状態になっています。

15時の積雪は札幌市で109cm、青森市で121cm、新潟県津南町は346cmなど減少中です。

すでに東北の一部で雨が降り出していて、今夜以降は低気圧や前線の接近に伴って雨や雪の範囲が広がっていきます。それとともに雪解けはさらに進む見込みです。

北海道は今夜から明日27日(日)の朝が雨や雪のピークで、内陸部では雪、平野部や沿岸部は湿った雪やみぞれの予想となっています。東北から北陸の平野部は昼頃にかけて雨が降り、雪に変わるのは標高の高い内陸部が中心です。

積雪が多い地域は排水がされにくくなっている所があり、雨やみぞれに雪解け水が加わることで、それほど強く降らなくても道路に水が貯まるおそれがあります。屋根に積もっている雪が水を含んで重たくなりますので、落雪の危険性も高まるため、足元と頭上の両方に注意が必要です。

北日本から北陸の内陸部や山沿いでは一時的に雪が強まって、積雪が短時間に増える可能性があり、特に車での移動時は路面状況の変化に注意をしてください。
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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
ポメさん