この先一週間は天気が周期的に変化し、これまで続いていた冬型の気圧配置から、春によく見られる気圧配置へと変わっていきます。

27日(日)は寒冷前線が通過するため、北日本や北陸では午前を中心に雨や雪が降る予想です。関東から西の太平洋側は晴れるところが多くなります。

3月1日(火)頃になると、低気圧や前線の通過により広範囲で雨や雪が降る予想です。低気圧の発達具合によっては北日本では風の強まるおそれがあります。

その後は、いったん天気が回復するものの、5日(土)頃にかけて再び天気は下り坂に向かう見込みです。
＞＞10日先までの天気・気温

週末は寒気が北へ退き、気温が上がります。東京では27日(日)の予想最高気温が17℃と4月上旬並みで、晴れて春の暖かさになる予想です。

その後も全国的に平年より気温の高い日が多く、西日本や東日本では15℃前後、北海道でも5℃前後まで上がります。

春の訪れを感じるとともに、花粉が飛散しやすくなります。特に関東や九州などでは多く飛ぶ日も出てくる予想です。花粉症の方は、対策をしっかりと行ってください。
＞＞週間の花粉飛散予想

これまでの大雪で積雪が多く残っているところでは、気温上昇による融雪災害に警戒が必要です。

北陸では10℃前後まで気温が上がり、この先は雪よりも雨が降りやすくなります。北海道は雪の降るタイミングもありますが、晴れる日は昼間は5℃前後になる見込みです。

このため、融雪が一気に進み、雪崩や屋根からの落雪が発生しやすくなります。融雪による道路冠水や河川の増水にも警戒してください。
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