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北日本や北陸で局地的な強い雪 午後は融雪に注意

2022/02/25 10:32 ウェザーニュース

今日25日(金)も北日本や北陸はところどころで雪が降っています。西から高気圧が進んできているため降り方は落ち着いてきましたが、昼頃までは局地的な強い雪に注意が必要です。また、午後は気温が上がって融雪のおそれがあります。

昼頃にかけて雪の強まりに注意

上空に寒気を伴った気圧の谷の影響で、昨夜から今朝にかけて局地的に雪が強まりました。山形県・左沢(あらてざわ)では1時間に6cmの雪が降り続き、5時までの3時間で14cmの雪を観測しています。

また、午前中は北海道や北陸の一部で降り方が強まり、新潟県・津川は8時までの3時間で9cm、6時間で18cmの雪が積もっています。一時的に強い雪で視界が悪くなるタイミングもあるため、昼頃にかけては積雪の増加とともに見通しの悪化にも注意が必要です。
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午後は雪が落ち着き気温上昇

25日(金)15時の天気分布予想
午後は高気圧が進んでくるため、寒気は北に後退していきます。気温も上がって雪の降り方は落ち着く見込みです。日本海側でも日差しの届くところが増えていきます。

積雪地域では融雪が進むため、屋根など高所からの落雪や路面のぬかるみ、山沿いでは雪崩の発生に注意が必要です。雪かきをする場合は複数人で、安全を第一に行ってください。

北陸沿岸部ではすでに雪ではなく雨になっているところもあります。積もっている雪が見た目以上に重くなるおそれがあるため、落雪には一層注意してください。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
見附の空さん