今日は上空1500m付近で−6℃という、平地で雪の降る目安とされる寒気に広く覆われた日本列島。日本海側では断続的に雪が降り、全国的に厳しい寒さとなりました。

ただ、明日25日(金)以降は南の海上に高気圧が進み、寒気が北上傾向です。週末には−6℃のラインが北海道付近まで北上するとみられます。日本海側は雪が落ち着き、日差しが届く時間も増えていく見込みです。

週末は27日(日)を中心に、前線が通過して広い範囲で天気が崩れる予想です。前線に向かって南からは暖かい空気が流れ込むため、東北や北陸も雨になるところが多く、融雪が急激に進むおそれがあります。

道路では雪どけ水による冠水やぬかるみに、屋根など高所からは落雪や氷柱(つらら)の落下に注意が必要です。

雪がとけるだけでなく、雨によって積もっている雪が重くなるおそれがあります。カーポートやビニールハウスなどの倒壊にも警戒をしてください。

3月早々も気温は高く、雨のところが多くなる予想です。天気が穏やかな日は安全を第一に、除雪を進めるようにしてください。
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