facebook line twitter mail

日本海側で局地的な強雪 北海道や新潟県は夜にかけて注意

2022/02/24 12:05 ウェザーニュース

今日24日(木)も日本海側は雪のところが多くなっています。局地的に降り方が強まっているため、積雪急増や視界不良に注意が必要です。特に北海道や新潟県は同じような場所で雪の強まりやすい状態が続きます。

1時間に4cm以上の強い雪も

日本付近は冬型の気圧配置が続いています。一連の大雪のピークは越えたものの、日本海側は北日本や東日本を中心に雪のところが多く、局地的に降り方が強まっている状況です。

特に強いのが北海道の石狩湾や新潟県の上越、福井県の若狭湾付近で、北海道の美唄(びばい)では9時までの1時間で4cm、福井県の小浜(おばま)では3時間で8cmの雪が降りました。

西から降り方落ち着くも災害への警戒続く

大陸方面の高気圧が徐々に勢力を強めるため、冬型の気圧配置は西から緩む傾向です。福井県付近の雪は降り方が落ち着いていくとみています。

ただ、北海道や新潟県付近は同じような場所に活発な雪雲がかかりやすい状態が続きます。局地的には1時間に5cm前後の雪が降り、積雪急増や視界不良に注意が必要です。

日本海側は、新潟県津南で観測史上1位となる積雪419cmを記録するなど、記録的な大雪になったところが多くなっています。すでに多くの雪が積もっているところに新たに雪が降ると、雪崩の発生や落雪などの危険性が高くなります。雪が落ち着くタイミングでこまめに除雪を行なってください。作業する際は複数人で、安全の確保が欠かせません。
» このあとの積雪予想を確認(会員限定)
» 最新の雨雲・雪雲レーダー

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
-リューママさん