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金沢は激しい雪で3時間に21cm積雪急増 日本海側は大雪警戒

2022/02/22 07:43 ウェザーニュース

今日22日(火)も強い冬型の気圧配置が続き、日本海側は雪が降りやすい状況となっています。

一部では発達した雪雲がかかり続ける影響で大雪となるため、車の立ち往生や雪崩の発生、屋根からの落雪などに警戒が必要です。
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局地的に激しい雪 立ち往生などの危険性

今朝は北陸や北海道の石狩平野周辺では、日本海から発達した雪雲が流れ込み、強い雪が降り続いています。7時30分現在、北海道や石川県などには大雪警報が発表されています。

6時43分に石川県には「顕著な大雪に関する気象情報」が発表されました。金沢では激しい雪が降り続き、7時までの3時間に21cmも積雪が増えました。一気に積雪が増えることで、車の立ち往生や大規模な渋滞などが発生するおそれがあります。

その他、7時までの積雪深が北海道千歳市では106cm、恵庭市の恵庭島松では130cmを観測するなど、北海道ではこれまでの観測史上1位の記録を更新したところもあります。北海道では電車の運転見合わせや運休、高速道路の通行止めなど雪による交通障害が発生しています。

雪が激しく降る間は車の運転はできるだけ行わず、やむを得ない場合は安全に十分に注意して、運転するようにしてください。
>>最新の雨雲雪雲レーダー

明日にかけて日本海側は大雪に警戒

積雪増加量の予想 24日(木)朝まで
このあとも北海道の石狩平野周辺や北陸では1時間に10cm前後の激しい雪のおそれがあり、積雪が急増する危険があります。車の立ち往生に加えて停電が発生してもおかしくありません。

雪の降りやすい状態は明日23日(水)にかけて続く見込みで、多いところでは24日(木)朝までに新たに1m近い雪が積もり、大雪になるおそれがあります。引き続き、雪崩や屋根からの落雪などにも警戒してください。

また、北陸では大気の状態が不安定となるため、強い雪による積雪の急増に加えて、雷やあられなどの現象にも注意が必要です。
>>この先の路面状況や積雪予想

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)けーたろ~。さん