発達した低気圧の影響で北日本を中心に暴風雪が続いています。雪が加わることで視界のほとんど効かないホワイトアウトの状態になり、室蘭市では吹雪のピークとなった昼前後に視程が100mを下回りました。午後はオホーツク海側や札幌市など石狩平野を中心に猛吹雪が続いていて、視界不良となっています。

15時40分の時点で北海道の各地や青森県、岩手県、秋田県、山形県に暴風雪警報が発表中です。
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風の強い状況は今夜にかけても続く見込みです。日没を過ぎて周囲が暗くなると、見通しはさらに悪くなります。夜間の外出や車の運転はできるだけ避けるようにしてください。
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明日22日(火)は発達した低気圧が離れるため、猛吹雪は次第に落ち着く見込みです。ただ、上空に強い寒気が残る上に気圧の谷が進んでくる影響で、日本海側は局地的に雪が強まる予想となっています。

特に活発な雪雲がかかりやすいのは、北陸と北海道の石狩平野周辺で、1時間に10cmを超えるような雪になるおそれがあります。北陸の山沿いでは明日夜にかけての積雪増加量が50cm以上に達する見込みです。

積雪の急増に伴って山間部では雪崩、市街地では屋根からの落雪などの危険性が高まります。除雪を行う際は事故がないよう、十分な警戒が必要です。道路の通行止めなど交通障害のおそれもありますので、移動の際は最新の交通情報もご確認ください。
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