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東北は太平洋側も広範囲で雪 福島は1か月ぶりに積雪10cm超

2022/02/21 15:10 ウェザーニュース

今日21日(月)の東北は低気圧が猛烈に発達した影響で西よりの風が強く、日本海側で発生した雪雲が太平洋側にも拡大しています。福島市では約1か月ぶりに10cmを超える雪が積もりました。

雪が止んだ後は路面凍結に注意

東北では西よりの風が強く吹いていて、最大瞬間風速は秋田市で26.2m/s、宮城県石巻市で23.0m/s、福島県会津若松市で20.8m/sなど沿岸部だけでなく、内陸部でも20m/s以上を観測しました。

この風により雪雲は日本海側だけに留まらず、太平洋側にまで広がっています。特に岩手県南部から宮城県、福島県北部にかけて断続的に雪が降り、積雪が増加しました。昨夜の時点で積雪が0cmだった福島市は15時で17cmまで増え、約1か月ぶりに10cm以上を観測しています。
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そのほか15時までの最深積雪は、宮城県石巻市で3cm、岩手県北上市で41cmとなっています。大雪の影響で山形新幹線の福島から山形の区間は今日いっぱい運転が見合わせとなりました。

太平洋側の雪は今夜には峠を越え、次第に収まる見込みです。ただ、明日22日(火)朝は冷え込みますので、雪が積もった地域では路面凍結に注意が必要です。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
エイシンさん