本来の旬は11月から2月
ほうれん草は現在、全国各地でさまざまな品種が栽培され、またハウス栽培も盛んなので1年中途切れることなく出回っています。
「ほうれん草は寒さに強く、本来、旬は11月から2月頃です。この時季は露地栽培で育てられたほうれん草が出回ります。
露地栽培ものは収穫前に冬の冷たい外気にさらされることで、寒さに耐えようと糖を蓄積させるので、糖度が上がります。またビタミン類やカロテンも増えるので、おいしい上に栄養価も高くなります。こうして冷気にさらされたほうれん草は“寒締め”と呼ばれています。最近人気が出てきた“ちぢみほうれん草”がその代表です」(吉田さん)
「ほうれん草は寒さに強く、本来、旬は11月から2月頃です。この時季は露地栽培で育てられたほうれん草が出回ります。
露地栽培ものは収穫前に冬の冷たい外気にさらされることで、寒さに耐えようと糖を蓄積させるので、糖度が上がります。またビタミン類やカロテンも増えるので、おいしい上に栄養価も高くなります。こうして冷気にさらされたほうれん草は“寒締め”と呼ばれています。最近人気が出てきた“ちぢみほうれん草”がその代表です」(吉田さん)
おいしいほうれん草の見分け方
おいしいほうれん草を見分けるためにはどのようなことがポイントになるのでしょうか?
「まず、野菜は鮮度の良さがおいしさを決める一番の要素です。露地やハウス栽培にかかわらず、ほうれん草は葉の緑色が濃くピンと張っているもの、根元がみずみずしく赤みが鮮やかなものが鮮度が良いものです」(吉田さん)
「まず、野菜は鮮度の良さがおいしさを決める一番の要素です。露地やハウス栽培にかかわらず、ほうれん草は葉の緑色が濃くピンと張っているもの、根元がみずみずしく赤みが鮮やかなものが鮮度が良いものです」(吉田さん)
「次に、今の時季は露地栽培もののほうれん草を選ぶことをおすすめします。見分け方は、茎が太くて根元から葉までが比較的短く、ずんぐりしていて、葉と茎は緑色が濃く、根元が太く赤みが強いものは露地栽培ものである確率が高いです。
また、葉のふちが茶色くなっているものもありますが、これは露地栽培で霜にあたっている可能性があります。霜にあたると一層甘みが強くなっておいしくなります。こういうものを見つけたらラッキーです。茶色の部分だけ少し切り取って使いましょう」(吉田さん)
冬の露地栽培のほうれん草は、甘みが強く、味も濃厚になっています。この時季だけ味わえるおいしさを楽しみたいですね。
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また、葉のふちが茶色くなっているものもありますが、これは露地栽培で霜にあたっている可能性があります。霜にあたると一層甘みが強くなっておいしくなります。こういうものを見つけたらラッキーです。茶色の部分だけ少し切り取って使いましょう」(吉田さん)
冬の露地栽培のほうれん草は、甘みが強く、味も濃厚になっています。この時季だけ味わえるおいしさを楽しみたいですね。
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