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週末は南岸低気圧が通過 関東沿岸は強雨、積雪エリアは融雪に注意

2022/02/17 17:53 ウェザーニュース

週末の19日(土)〜20日(日)は、本州の南海上を低気圧が発達しながら北東に進みます。

関東では沿岸部ほど雨や風の強まるおそれがあり、北陸など積雪の多いエリアでは雪崩や融雪災害に注意が必要です。

上空の寒気は後退し気温上昇

週末は低気圧の通過に伴って、西日本や東日本で天気が崩れます。

今回は南からの暖かい空気がこれまでより流れ込みやすく、関東の平野部で雪の目安とされる上空約1500mで-3℃の寒気は東北南部まで後退する予想です。そのため西日本や東日本の平野部では、一時的に雪が混じったとしても積もることはないと考えています。

低気圧は次第に発達するため、関東・東海の沿岸部や伊豆諸島では雨や風が強まり荒れた天気となるおそれがあります。

また、気温が上昇するため、北陸など積雪の多くなっているエリアでは融雪災害や雪崩に注意が必要です。

標高が高いエリアでは大雪のおそれも

標高の高い山間部では冷たい空気が残り、雪の降る所がある見込みです。中国、東海、甲信、北関東の山間部では、湿った雪が積もり大雪となるおそれがあります。

上空の気温はまだ予測の幅が大きく、雪の降るエリアの予報は今後変わることも考えられます。

週末に山間部を移動する予定のある方は、こまめに最新の情報をご確認ください。
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