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冬夜を照らす満月「スノームーン」が夜空に浮かぶ

2022/02/16 20:10 ウェザーニュース

2022年2月は、17日(木)1時57分頃に満月の瞬間を迎えます。
太平洋側を中心に、まん丸のお月様が見えています。
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2月の満月は“スノームーン”

農事暦における満月の呼び方
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前をつけていました。

農事暦(The Old Farmer's Almanac)によると、アメリカでは2月の満月を「スノームーン(Snow Moon/雪月)」と呼ぶようです。

現象おさらい 満月とは

月は自ら光っているわけではなく、太陽の光を反射することで輝いて見えています。

そして、太陽の光が当たっている月面の半球が地球から見てどちらを向いているかによって、三日月や上弦、満月、下弦など、見かけ上の形が変わります。

地球から見た太陽の方向を基準に、太陽の方向と月の方向の黄経差が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。

つまり満月は、地球から見て太陽と月が正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。
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参考資料など

The Old Farmers' Almanac
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
俊雄さん