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桜お花見調査 気になるのは開花状況より「混雑・感染症対策」

2022/02/16 20:06 ウェザーニュース

新型コロナウイルスの流行が始まってから3度目の春を迎えようとしています。

ウェザーニュースでは桜の開花時期を前に、お花見の予定についてユーザー調査を行いました。

お花見 依然「行かない」予定の人が多数

2月4〜5日調査 回答人数8294
ウェザーニュースアプリでアンケート調査を行ったところ、2月上旬の時点でお花見に行くことを決めている方が25%、行かないと決めている人が43%、まだ決めかねているという人が32%になりました。

今年は現時点でお花見に行くことを決めている人の割合が去年よりやや高くなっています。昨年の夏以降にワクチンの接種が進んだことや、感染症対策の要点をおさえた上で行動することがなじんできたと感じる人が増えていることを反映しているのかもしれません。

それでもなお、お花見に行かないという人のほうが多く、まだまだ新型コロナウイルスの感染に気を遣っている方が多いことがわかります。

決めかねている方もまだ3人に1人程度と多く、感染拡大状況などを見極めたいという意識が伺えます。
※昨年よりも比率が高いのは調査時期の違いもあるため、単純な比較は難しい

開花状況や天気よりも「混雑・感染症対策」が気になる

2月5〜6日 回答人数7238
お花見に行く場合、選択肢のうち何が最も気になるかと質問をしたところ、最も多かったのは「混雑具合・感染症対策」で56%、次いで「開花状況」が20%、「天気や気温」は18%でした。

回答者の年代別に見ても、どの世代もこの割合は大きく変わらず、特に年齢の高い人ほど混雑具合や感染症対策を第一に考える人が多い傾向でした。

欲張らず、近所できれいな桜を堪能

2月6〜7日調査 回答人数8278
お花見に行くとしたらどこへ行くかという質問には、6割を超える人が近場の桜と回答しました。少しでも感染リスクは避けつつ、身近な近所で桜を楽しみたいという人が多いようです。

また回答者のうち約80人は「バーチャルでのお花見」も楽しんでみたいと考えているようです。出かけるタイミングが合わなかったり、感染リスクが心配な方には、「バーチャルお花見」も春を感じるひとつの選択しになるかもしれません。

身近な場所で桜を独り占めしてみるのもオススメ

お花見というと料理やお酒を囲んで歓談する宴会を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、純粋に桜の花を愛でることを目的とすれば、人の少ないところで感染のリスクを避けてお花見を楽しむことも出来そうです。

桜の名所に限らず、あなたのご近所にもひそかな名木があるかもしれません。人知れず咲く桜を独り占めにしてみるのもおすすめです。
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