暖気が流れ込み関東は雪の可能性低い
明日15日(火)からは寒気を伴った低気圧の影響で、日本海側を中心に大雪が予想されます。寒気が抜けた後の19日(土)頃に東シナ海で低気圧が発生し、20日(日)にかけて日本の南の海上を進む南岸低気圧のパターンとなる見込みです。
関東で雪を降らせる目安となる上空1500m付近で-3℃以下の寒気は、10日(木)や13日(日)が関東付近まで南下していたのに対し、次の南岸低気圧のタイミングでは東北付近まで北上するとみられます。現時点で関東の平野部が雪になる可能性は非常に低い状況です。
関東で雪を降らせる目安となる上空1500m付近で-3℃以下の寒気は、10日(木)や13日(日)が関東付近まで南下していたのに対し、次の南岸低気圧のタイミングでは東北付近まで北上するとみられます。現時点で関東の平野部が雪になる可能性は非常に低い状況です。
雪崩や融雪災害のおそれも
次の南岸低気圧で注意が必要なポイントは2点あります。
1点は太平洋側の強い雨です。南から暖かな空気が流れ込む分、低気圧の周辺では雨雲が発達しやすくなり、西日本、東日本の太平洋沿岸では局地的に雷を伴った強い雨の降るおそれがあります。
もう1点は積雪が多い地域での雪崩や融雪災害です。北陸や甲信、関東北部の山沿いでも雨になる所が多く、急傾斜地では雪崩の危険性が高まります。また、積雪が多い市街地では雨と雪解け水が排水されにくく冠水したり、屋根に積もった雪が雨によって重みを増し落雪のおそれがあります。大雪の後の雨になる可能性がありますので、十分な注意が必要です。
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1点は太平洋側の強い雨です。南から暖かな空気が流れ込む分、低気圧の周辺では雨雲が発達しやすくなり、西日本、東日本の太平洋沿岸では局地的に雷を伴った強い雨の降るおそれがあります。
もう1点は積雪が多い地域での雪崩や融雪災害です。北陸や甲信、関東北部の山沿いでも雨になる所が多く、急傾斜地では雪崩の危険性が高まります。また、積雪が多い市街地では雨と雪解け水が排水されにくく冠水したり、屋根に積もった雪が雨によって重みを増し落雪のおそれがあります。大雪の後の雨になる可能性がありますので、十分な注意が必要です。
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