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今夜は満月「スノームーン」 気になる天気は?

2022/02/16 06:46 ウェザーニュース

2022年2月は、17日(木)1時57分頃に満月の瞬間を迎えます。2月の満月はスノームーンとも呼ばれます。

今夜の天気は?

今夜は、関東や東海以西の太平洋側の一部の地域では晴れる見込みで、満月がバッチリ観測できそうです。北海道の一部や、近畿や四国、山陽や九州では日本海側から雲が流れ込むため、満月を見るのは雲の隙間からとなります。

一方で、北陸付近を低気圧が接近・通過する影響で、北日本から山陰にかけての日本海側を中心に雲に覆われるため、満月を観測することが難しそうです。

夜は一段と寒くなるため、観測は暖かくして安全を確保したうえで行うようにしてください。
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2月の満月、英語で”Snow Moon”

農事暦における満月の呼び方
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。

農事暦(The Old Farmer's Almanac)によると、アメリカでは2月の満月を「スノームーン(Snow Moon/雪月)」と呼ぶようです。「寒さが厳しく大地の多くが雪に覆われる季節」にちなんで名付けられています。

現象おさらい 満月とは

太陽、月、地球の位置関係
月は自ら光っているわけではなく、太陽の光を反射することで輝いて見えています。

そして、太陽の光が当たっている月面の半球が地球から見てどちらを向いているかによって、三日月や上弦、満月、下弦など、見かけ上の形が変わります。

地球から見た太陽の方向を基準に、太陽の方向と月の方向の黄経差が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。

つまり満月は、地球から見て太陽と月が正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。
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参考資料など

The Old Farmers' Almanac
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
国立天文台「暦計算室」https://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/eclipsex_l.cgi