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東北の空に「ハロ」が出現 天気下り坂のサイン

2022/02/13 13:26 ウェザーニュース

今日13日(日)は、東北や新潟県では青空に刷毛で描いたような薄い雲が広がり、一部に虹色の環「ハロ」が出現しました。

天気下り坂のサイン

ハロは、暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれ、上空の高いところに太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっている時に、太陽の周りにボンヤリと見えるリング状の明るい部分のことを指します。

ハロは通常の虹とは違って上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられて(屈折して)、光の強い部分が環状に見えています。

本州の南岸を通過する低気圧の影響で、上空の薄雲が広がったと考えられます。

低気圧が接近する昼過ぎ以降は、新潟県の内陸部や福島県に雨雲や雪雲が流れ込むものの、東北北部まで広がることはないとみています。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
ニコママさん