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来週半ばに強力寒気が南下 日本海側は大雪に警戒

2022/02/12 18:02 ウェザーニュース

来週半ばは日本海側で大雪に警戒が必要です。上空の強い寒気が南下する影響で雪雲が発達しやすく、局地的にドカ雪となるおそれがあります。

今冬の中でも強い寒気が本州上空に

来週15日(火)頃に日本海で低気圧が発生し、17日(木)にかけてゆっくりと移動する予想です。

上空5000m付近には-39℃以下という非常に強い寒気が流れ込み、低気圧の周辺では大気の状態が不安定になります。雪雲が発達して、日本海側では断続的に雪が強まる見込みです。

特に北陸から近畿北部にかけては活発な雪雲が流れ込みやすくなります。山沿いだけでなく平野部や沿岸部でも雪が強まって、短期間で急速に積雪の増加するおそれがあります。大規模な立ち往生や鉄道の運休などの交通障害の発生が懸念されますので、移動の予定がある場合は早めに調整ができるようにしてください。

雪の降り方によっては除雪が追いつかずに外出の難しくなる地域が出てくる可能性がありますので、食料品などの備蓄を検討しても良いかもしれません。
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