関東は歩道や生活道路に積雪
明日朝は路面凍結に注意

ウェザーニュースアプリ利用者向けに行った積雪の状況調査では、18時以降、東京23区や埼玉県南東部、千葉県北西部にかけて「道路にうっすら」、「道路にしっかり」の回答が多くなっています。

都心周辺の主要道路は積雪が目立たないものの、歩道や通行量の少ない生活道路などは雪が積もっている状況です。関東南部では今夜遅くにかけて雪の降りやすい状況が続く予想で、もう少し雪の増える可能性があります。

暗くなって路面が見えにくい時間帯で滑りやすくなっていますので、徒歩での移動は十分な注意が必要です。車を運転する際は速度を控えめにして、急ブレーキや急ハンドルなど”急”の付く操作は避けてください。

東京都心などの雪のピークは過ぎつつあり、今夜遅くから明日11日(金)の未明までにはほとんどの所で止む見込みです。ただ、明日朝は関東の広い範囲で最低気温が0℃前後まで下がる予想となっています。雪が積もっている路面の温度はこれよりも低くなり、積もった雪が冷え込みによって凍結するおそれがあります。

過去の大雪でも、雪が止んだ後に転倒事故が多発するケースが目立っています。雪道を歩く場合は滑りにくい靴を用意し、ゆっくり歩くなど対策が欠かせません。外出の必要がある方は、普段よりも移動に時間がかかることを念頭に追いて早めに準備をすると良さそうです。
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