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間髪をいれずに次の南岸低気圧 三連休明けは太平洋側で積雪も

2022/02/10 17:26 ウェザーニュース

現在、関東甲信に雪や雨を降らせている低気圧が去った後、間を空けずに次の南岸低気圧が通過する見込みです。進路や発達の状況によっては太平洋側の広い範囲で大雪のおそれがあります。

降水量は多くなる可能性

東シナ海で発生した低気圧が13日(日)に西日本の南の海上を通過し、三連休明けの14日(月)には関東の沖に達する予想となっています。いわゆる「南岸低気圧」と呼ばれるパターンで、太平洋側の広い範囲で雪や雨が降る見込みです。

低気圧の進路や発達などの予測が不確実な状況で、雪や雨の影響がどこまで広がるかは現時点でははっきりしません。

ただ、現在通過中の低気圧に比べると発達する可能性は高く、西日本から関東にかけての太平洋側の降水量は多くなるとみられます。関東で雪を降らせる目安になる上空1500m付近で-3℃のラインはちょうど関東付近まで南下する予想で、雪になってもおかしくはありません。

西日本も山沿いは雪になる可能性

週末から週明けの予報
ウェザーニュースが10日(木)に発表した予報では、14日(月)に関東甲信で雪か雨となる見込みです。関東の内陸部や甲信地方など標高の高い所を中心に雪になる可能性が高いとみています。

特に甲信地方は今回の南岸低気圧ですでに20cm以上の雪の積もっている所があり、その雪が完全に溶ける前に次の雪が降って路面の悪い状況が長期間に渡るおそれがあります。

また、西日本でも低気圧の進路や寒気の強さによって、山沿いで雪になる所がありますので、三連休中に車で移動を予定されている場合は、最新の情報をこまめに確認するようにしてください。
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